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好きな人
こうしんおくれてすまそ
「ど、どうしたんですか、川上先輩」
私は自分でも分かるくらいの引きつっている笑顔で言った。
「矢野さん・・・、いや、千紗!!!!」
げげぇ、呼び捨てかよ!!!!
「好きだ」
きたぁぁぁ、、、。
もう私の心はたいがくんのものだっていっちやおうかしら・・・怒
「ご、ごめんなさい、私もう好きな人がいるんです」
「そ、そうだったか。ごめんよ」
「ちょ、先輩」
なんかやけにあっさり引くなぁ。
逆に不安だ。
そんな心配をしていると、大河君がやってきた。
「千紗」
今の・・・見られたかな。
「な、なあに大河君」
「探したよ。」
「ご、ごめんね。もう大丈夫だから。」
すると、うしろから聞き覚えのある声が聞こえた。
「そうかぁ・・・・、千紗はそいつのことが好きなのかぁ」
うしろには、ナイフを持った川上先輩が立っていた。
ありがとうございました!!