優しさ
けっこう書いたなぁ^^
私の大河君の天使像が崩れた。
私は部屋に引きこもっていた。
大河君は、私がショタコンで、大河君に惚れてるってことも知っていた上であんなかわいい態度を取っていた。
学校での一人称も俺だったし。
私は時計を見て、そろそろ大河君に夕食を作らなきゃと思い、ふらふらした足取りで階段を下りた。
☆☆☆☆☆☆☆
「大河君。」
「何だよ、千紗。」
やっぱり素に戻ってる・・・。
そうだよね、あんなにかわいい小学四年生がいるわけないよね。
でも、ずっと疑問に思っていたことを聞いた。
「今日けんかしたのって、本当に全部大河君が悪かったの?」
「そう。」
でも、目をそらしながら。
「ほんとのこと言って。」
「・・・千紗への手紙、バカにされた上に破られたんだ。それは先生もみんなも知らないけど。だってそれ言ったらそらが怒られてかわいそうだろ?」
そうか・・・。
優しいのは大河君、本当なんだね。
私は大河君を抱きしめた。
「ちょ、なにす・・・」
「優しいね、大河君。そして私のために手紙書いてくれてありがとう。大好きだよ」
「・・・バカ千紗。」
大河君は私が思ってたような天使じゃなかったけど、
私はより一層大河君を好きになれました。
ありがとうございました!!