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小4男子から精神的殺傷を受けています。  作者: かりおん
一つ屋根の下での生活
10/15

恋・・・?

書きながらときめいてました。

「大河君のことが好きなんです!!!」


みきちゃんは言った。本気の顔で、私の目をそらさずに。


ってことは・・・両思い?


そしてそれに続いてみきちゃんはとんでもないことを言い出した。


「大河君、私のこと好きなんですよね?私実は気づいてました。そうですよね・・・?」


どうしてだろう。

言いたくない。大河君もキミのことが好きだよなんて。


「大河君は何も言ってなかったよ?」


私は嘘をついてしまった。

最低だ、大河君に、みきちゃんにひどいことをしてしまった。


「そうですか・・・。分かりました。じゃあそろそろ帰ります。」


みきちゃんが帰るのにつられるように他の男の子達も

ぞろぞろと帰りだした。


みんなが帰った後。


「えへへ、かわいいでしょ?みきちゃん」


大河君が顔を赤くして言った。


ずきん、と胸が痛んだ。

なにこれ、少女漫画みたいじゃん。


相手は小4、私はただのショタコンで、大河君は弟みたいなもの。


のはずなのに。


一緒に暮らしてるから情が移りすぎた、それだけだよ。


「みきちゃん、かわいかったね。」


今こそ、言わなきゃ、みきちゃんも大河君を好きだって。


「みきちゃ・・・」


「え、みきちゃんがどうしたの?」


「ううん、なんでもないよ」


「でも、千紗ちゃんも大好きだけどっ」


と言い、大河君は私のほっぺにキスしてきた。


あっぁああ・・・


私は至福の時とともに現れるときめきを隠そうとするのに必死だった。


これが・・・恋じゃなきゃいいな。

ありがとうございました!!

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