プロローグ
一年前…雨が降る6月…。
私の父と母は亡くなった…。
そうあれはちょうど一年前…。
私は、学校のイベントがあるため母に
制服のクリーニングを頼むことにした。
「お母さん、二週間後に学校に制服着
ていかないといけないんだけど制服が
シュワシュワでクリーニング…。駄目
かな?」
母さんは皿洗いしながら言った
「別に、良いわよ。お父さんと買い出
しにも行くし」
「本当に♪ありがとーお母さん♪」
小説を読み終えた父がきた。
「何だ、制服シュワシュワなのか?
母さんが綺麗にたたんでくれただろな
んでそうなるんだ」
皿洗いをしている母とイチャイチャし
ながら言ってきた。
「だって、他の洋服と一緒にしまった
らそうなっちゃたんだもん」
私は、ムスーとなりながら言った。
「お父さん、しょうがないわよ。たま
にしか制服着ないんだからそうなるわ
よ。」
母は、皿洗いを終えて父とイチャラブ
を始めた…。
私は、父と母は仲が良いなぁと思いな
がら見ていた。
「しょうがない、俺らの可愛い姫が申
してるみたいだし買い物ついでに行く
か。」
「そうね華凛、お兄ちゃん達部活から
帰ってくるだろうしお留守番お願いね」
母は、ハートマークをつけた感じの台
詞を言って父の運転で出掛けた。
昔の私は、母たちに買い出しをやめる
ことを言えかった…。
あの事が、あることは知らずにいたの
だから…。
私は、母たちが出かけて兄達がかえっ
てくるのをまちながらテレビを見てい
た。
そして、夕方辺りに電話がきた。
「はい、もしもし、五十嵐ですけども」
「どうも、○○総合病院ですけども五十嵐さまの娘様で?」
「はい」
私は、病院からの電話でびっくりした。
「何かあったんですか?」
私は、聞いた。すると病院側から
「はい、トラックとの事故でお母様と
お父様が意識不明の重体で搬送された
のですが…。」
私は、青ざめた…。
トラックと事故…。
そんな…。
私は、急いでタクシーを読んで病院に
向かった。
そして、私は看護婦さんに案内される
と病室ではなく霊安室に連れて行かれ
た…。
霊安室に入ると白い白装束をきた父と
母がいた。
私は、頭が真っ白になった…。
「何で…。」
私は、涙が溢れでそうだった。
看護婦さんは、後ろで静かに言った。
「警察から連絡があったんです。犯人
は、捕まったと遺族の方に言うように
と…。」
私は、涙がポロリと流れた
「お父さん、お母さん目を開けてよ…
お願いだから…お願いだから目を開け
て…」
私は、その場に膝を落とした。
「もうさめないなんてイヤだよ…。」
兄達の学校にも電話はいったらしく兄
達が来てその場で兄達は泣いた…。
ねぇ、神様私達が何をしたというの…
お母さんたちを返してよ…。
私は、心から泣き叫んだ。
そして一年後…。
長男の騎犁斗が兄2人と私に言った
「櫂斗、龍騎、華凛、早くしないと学
校遅刻するぞ!」
私と兄は急いだ
なぜなら兄2人は、新学期私は、入学
式だからだ
「華凛は、入学生だから登校は、遅い
がお前ら二人は何してるんだよ。」
私は、中学卒業し兄達と同じ高校に入
ったのだ。
「龍騎、華凛置いてくよ。」
「待ってくれよ。櫂斗兄」
「待って、櫂斗兄、龍騎兄。お母さん
たちに行ってきますしないと」
兄2人は、慌ててお母さんたちの写真
に向かって言った。
「母さん、父さん行って来ます。」
私も言った
「お母さん、お父さん、学校行って来
ます」
兄達を追いかけるように私は、学校に
向かったのであった。