血と悲しみの海辺
殺し屋・・・相応の対価(金)をもらえればだれであろうとしまつする。
それが、殺し屋 ジャック
今日も依頼がくる。手が血に染まる。死体の山。血と悲しみの海。
やめたくなった。でももう後には戻れないから
ウチは海へと沈んでいく。
ピピピピピッ
目覚まし時計が鳴る。カーテンを開けた。
「ん~~~眠い・・・」
朝は苦手。寝そうになる体をムリヤリ起こして立ち上がる。
「ふわぁ~~」
大きなあくびをして、服を着替える。
顔を洗って、朝食を作る。今日は簡単なものにしよう。
トースターに食パンを2枚入れてセットした。その間に卵焼きを作って、次にお湯を沸かし、スープを作った。もちろんインスタントのね。
ちょうどよくトーストができて、食卓に着く。
「いただきまーす」
この言い方はごく普通・・・なのか?ま、とりあえず黙々と食べる。
スープはやはり体が温まっていい。自然と笑顔になる。
ちらっと時計を見ると、そろそろ学校に行く時間になっていた。歯磨きを終わらせ、ウチは家を出た。
家から学校まで徒歩十分といったところか。小走りで先を急ぐ。理由もないのに。