オガライト
オガライトは製材時に生じるおが屑を鯛焼きのように型に詰めて圧縮し、150℃に熱した固形燃料である。
従来おが屑は殆ど廃棄されていたが、1925年に日本で発明され、住宅需要が盛んだった1950〜1970年代に用いられた。
現代では木材の半分が建材、家具、梱包用木箱等耐久消費財に用いられ、残りがバイオマス燃料、製紙に回されている。
時代、地域を問わず木材の半分が建材、家具に用いられているのは共通。
丸太から採れる板材は93%で残りがおが屑になる。
冷蔵箱の断熱材や樹種によっては菌床栽培、季節によっては百合根、林檎等の緩衝&保温材になる為全てオガライトになる訳ではないが、それでも全体の3%の木材を燃料に回さずに済む。
かつては47%を薪炭材として使っていた為やらないよりマシ。
150℃まで上がる頃にはオガクズから可燃性ガスが出る為燃料は着火分で済む。
消石灰製造時に燃料を使うが、水と反応した時の温度が150℃なのでうまく利用しよう。
参考サイト
木材の用途別割合
http://www.oshika.co.jp/tree_knowhow/knowhow003.html
wiki
オガライト




