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稲作道具

 除草剤が普及する前は、1892年に開発された中耕除草機、所謂田打車で除草を行っていた。


 台風や子供の玩具の風車のような形状の刃を地面と垂直にし、複数枚連ねた物を長柄越しに両手で押して稲の間を進み、雑草の根を刈り取ると共に空気を入れ稲の生育を助けるのである。


 後ろには除草機の安定性と地面を均す役目を持つ爪車が付いている。


 それまでは雁爪と呼ばれる潮干狩りに使う貝掘りと同じ大きさの農具でしゃがみながら草取りをしていたが、田打車は立ったままかつ4倍の速さ、1人で1日4反の草取りを終える事が出来た。


 ただ苗の間を通る為、正条植えとセットでなければ普及しない。


 田打車と同じように立ったまま押して使う道具として『かりとりくん』がある。


 持ち手の先がカニのハサミのようにV字に分かれており、鋸歯になっている。


 一度に4〜5株を刈る事が出来るが、バインダーと同じく乾田化した方が滑ったり重くならなくて済む。


 柄の中間辺りに自転車のブレーキのようなレバーが付いており、刈った後に押すと刃の上に付いたアームが閉じ束を固定するのである。


 替刃式で螺子で止めてあるが、ストレスと経費節減の為最低でも螺子製造を自動化した方が良い。


 どうせ内政と並行して火縄銃を数千丁用意するのだからペイ出来るだろう。


 田打車


 https://www.jataff.or.jp/senjin3/4.html


 https://kotobank.jp/word/%E7%94%B0%E6%89%93%E8%BB%8A-849425


 クボタ、草刈農具紹介


 https://www.kubota.co.jp/kubotatanbo/history/tools/weeding.html#:~:text=%E3%83%BB%E4%B8%AD%E8%80%95%E9%99%A4%E8%8D%89%E6%A9%9F(%E3%81%A1%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%86,%E6%A4%8D%E3%81%88%E3%81%A8%E5%85%B1%E3%81%AB%E6%99%AE%E5%8F%8A%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82


 かりとりくん


 https://plusys.shop/blog/joho4617/


 https://youtu.be/XGluvFbY11w?si=slliFq0YtsAHb7Ud

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