零式輸送機と九四式軽装甲車
零式輸送機は米国のDC-3をライセンスした物である。
要目は
自重7540kg
全備重量12500kg
DC-3の軍用機版、C-47は
自重8226kg
運用重量11793kg
積載量2722kg
ソ連がライセンス生産したLiz2は、
自重7650kg
積載重量11700kg
積載量2950kg
米ソは超々ジュラルミンを使用しておらず、馬力も劣っている。
零式輸送機の積載量は不明だが、米ソの積載量を見る限り3tは載る。
DC−3は間に通路のある3人掛け21人乗りの機体で、機内幅は2.4m。
同機の機内高は分からないが、前世代の機体で通路の両脇に1人ずつで12人乗りのDC−2をライセンス生産したAT-2は、
機内高1.7m
幅1.4m
奥行き4.7m
である。
タイトルの九四式軽装甲車は、
自重3200kg
全長3.08m
全高1.63m
全幅1.62m
である。
全備重量は3450kgだが近距離なら載るだろう。
同じくガソリンエンジンでより車重の軽い九二式重装甲車(全備重量3328kg)や特三号戦車(2900kg)もあるが、それぞれ車高1.865m、1.89mと高く搭載出来ない為割愛した。




