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 竹。


 チート物では竹筋コンクリートやエジソンの電球として登場する。


 上記に用いられるのは真竹で(電球は土壌の鉄分が効いていたようだが)竹細工の殆どはこれ。


 基礎か乾湿温度変化の乏しい地下以外は推奨しないが採用不採用は特性を理解した上で。


(例えば竹筋のみで学校建てたら引張強度的に4mが限界の為、廊下は無事でも教室は梁が折れるのでNG)


 電球はエジソンがフィラメント素材に京都の真竹を発見、製品化したと聞いた東芝は『灯台下暗し』と悔しがったとか※1。


 電信は有れど電力網は愚か発電機も無かった(米国も無かったが)のでやや誇張気味。


 日本はフィラメントがセルロースに代わるまで米国に真竹を輸出※2していたし、同じ頃レコード針にも使っていた。

 

 孟宗竹は真竹より強度は劣るが農業、漁業資材として使われているし、日本では見られないが中国や東南アジア諸国では今も建設現場の足場や基礎杭等にも用いられている。


 漁業は別の機会に述べるが農業で思い出した事がある。


 皆さんは数年前、鉄腕DA○Hでこんな回があった事をご存知だろうか?


 自然薯農家の方が自然薯と栄養の乏しい土の入ったパイプを栄養たっぷりの畑に埋めていたのを。


 メンバーも塩ビ管代わりに孟宗竹を半分に割った物を使い収穫していたが、戦国時代でも出来るんじゃないかと思い執筆した次第。


 他にも竹の生えてる土には土を豊かにしたりストレプトマイシン等の抗生物質を生産する放線菌が生息しているので、筍掘りのついでに堆肥化したり医療関係に活用するなり土にも使い道がある。


 後は、


 上総掘り


 関東近辺でガス管※3


 製塩チートの定番流下式塩田


……に使う位か。


 1620年代に欧州で計算尺※3が発明されるので輸出品としても有望。


 孟宗竹は昔と今で指す種類が異なるので注意が必要。


 今現在寒竹と呼ばれているのが昔の孟宗竹。


 ※1エジソンが電球を発明した1879年当時東芝はまだなく芝浦製作所時代で電信の製造がやっと。


 ※2フィラメントにタングステンを使うのはセルロースの後。


 ※3中国では三国時代から利用。

 

 ※4計算機以前に計算の補助に使われた物。


 明治時代に日本に伝わり国産化された。


 竹製の計算尺は木製より乾燥による狂いが少なく、最盛期には日本製が全体の80%を占めた。


 以下参考資料。


 電球


http://www.ritsumei.ac.jp/ba/~hyodot/semihomepage/koduchi.take=yama1.html


 竹、竹筋コンクリート、放線菌、堆肥化、東芝、計算尺


 各wiki


 自然薯


https://www.ntv.co.jp/dash/tetsuwan_new/past/2014/0202/01/

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