綿と綿棒と脱脂綿
綿棒の歴史は新しく、1923年に米国で発明された。
米国の綿棒は爪楊枝の尖端に脱脂綿を巻き付け、薬の塗布に使っていたという。
巻き付けていた脱脂綿は1880年に発明され、綿花を切り揃えた後水酸化ナトリウムで煮て脱脂し、塩素で漂白しているがそれぞれ灰汁と太陽光で代用可能。
医療用綿棒は医療の補足でも登場したレーヨンだが綿でも可。
爪楊枝製造技術を応用出来る為、日本では綿作が定着した15世紀末まで前倒し出来る。
インドでは紀元前15世紀に綿が、爪楊枝はその千年後には登場しているので仏陀の時代には再現可能。
脱脂綿は傷口の消毒や吐瀉物他体液の清掃に向いているから良いとして、綿棒はペニシリンの効果判定や火縄銃や望遠鏡、眼鏡等の清掃に便利ではあるものの史実では当初国内需要が存在しなかった。
舞台が明治以前の場合感染症予防や人由来の脂、塩分等による汚損防止に軍手やゴム手袋も開発した方が良いだろう。
参考サイト
綿
https://hamayuan.com/cotton/history/
綿棒
https://www.heiwamedic.com/region/first.html#:~:text=%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E4%B8%80%E8%88%AC,%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82
wiki
綿棒、脱脂綿