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戦国時代でもガラスがあれば特定地域で出来る温度計の作り方

 必要な物


 1、ガラス管


 2、白蝋燭


 3、お湯


 4、大小2つの鍋


 5、着色したアルコール(用途によっては着色不要)


 6、氷、もしくは雪


 まず管を熱して空気を追い出し、着色した酒の中に入れると気圧差で酒が吸い上げられるので、加熱と注入を何度か繰り返した後口を塞ぎ、紙に貼る。


 上記を蝋燭と共に小さい鍋に入れ、蝋燭が柔らかくなるまで湯煎。


 40℃になると蝋燭が柔らかくなるのでその位置のアルコール高の紙に印を付け、十分に冷えたら氷に突っ込み下がりきった位置までの距離を40等分すると温度計になる。


 一部重複するが和蝋燭は60℃で融解する為水の沸点までも目盛を刻みやすいだろう。


 ただ品質にバラツキがあるし、融けたら蝋燭を引き上げなければ蝋が泡立つので注意。


 測量、土木建築及び船舶で用いられる水準器も着色は不要だがアルコールを入れる部分までは同じ。


 水準器や実験器具用としてガラスに目盛を刻むには、蛍石と濃硫酸を混合加熱して得られるフッ酸が必要だが、プラスチックはないので保管には釉薬が掛けられた陶器が必要。


 棒状気泡管に比べれば精度は出ないが、測量に用いられる円形気泡管はガラスを格子状の針金で覆う事でフッ酸目盛を代用可能。


 螺子があれば水準測量も出来なくはないが部品精度が悪く度量衡も無茶苦茶なので割愛。


 源内が作った寒暖計


https://www.ctv.co.jp/hapiene/program/20170107/index.html


 和蝋燭

 https://www.google.com/amp/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1807/23/news111.html


 wiki


 フッ酸

氷室が作れるか雪が降る地域限定。

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