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ポンプと氷と魔法瓶
関連は圧力位でそれ以外の繋がりはない。
1834年に米国の医師が、手押しポンプでエーテルやアンモニア等冷媒の入った管を真空状態にして蒸発。
気化熱を奪い、管の外の水を凍らせる製氷機を作った。
前提条件としてバルブが必要だが、手押しポンプが作れるなら上記方式の製氷機も作れるだろう。
魔法瓶の作り方。
①大きさの異なるガラス瓶を2つ用意する。
②大きい方を上下に切断。 小さい方に上半分を被せ、口を溶着。
③小さい瓶の外側と大きい瓶の内側に銀メッキを施す。
③下半分に空気抜き用の穴を空け、再度接合。
加熱して空気を追い出し、穴を塞げば完成。
電球も空気抜き用の穴を空けて中を真空にしていた。
現代では衝撃に強いステンレス鋼に置き換わっている。
参考文献
マンガで読むロングセラー商品開発物語4、読むクスリ、
知らなくても良い無用な知識の本。
参考サイト
https://www.tdk.com/ja/tech-mag/hatena/061