NC工作機械その2
これは以前述べた『NC工作機械、産業用ロボットのIF』を補足する物である。
数値制御はXYZ三軸に与えられる数値分工具、又は材料を動かし規格化された部品を量産する物だが、現地の技術者に説明する場合古代ギリシャ以降の時代のユーラシア地域であれば回転数から距離を割り出す距離計があったので受け入れらやすい。
アンティキティラ島の機械の工作精度は18世紀レベル。
18世紀の仏ではジャカード織機の雛形が誕生し、ドリルによる青銅砲の穿孔、規格化も行われている。
よく内政物ではプレハブ工法による一夜城と共に紡績機が登場するが、ジャカード織機……パンチカードとデータの蓄積、規格化が進めば青銅砲その他の軟らかい素材の規格化が成り、ガスコンロのツマミのように燃料や空気の流量を簡単に制御出来ればムラ、無駄なく均一な焼き入れも可能になる。
ジャカード織機や工作機械等の製作とデータ蓄積に年単位の時間を必要とするが、鉄砲その他にも反映され、命中精度が上がり生産、維持コストが下がる他、内燃機関の開発にもプラスになるのは言うまでもない。
紡績系は工場建設と織機他で初期費用が高い為、予算的に度量衡を確認した後距離計からマザーマシン製作に進む方が無難。
wiki
アンティキティラ島の機械、ジャカード織機、グリボーバルシステム、数値制御、解析機関、バベッジ他




