夏の季語赤痢
1897年に志賀潔によって菌が同定された赤痢は日本では平安時代から記録が残っている。
題名通り夏の季語で、血清は有れどペニシリンは効かず、ワクチンもないが、戦前まで繁殖を抑制するゲンノショウコの服用。
戦後はシプロフロキサシン,アジスロマイシン,セフトリアキソン等の抗菌薬と、脱水を防ぐ為経口補水液等による治療が行われている。
経口補水液等が存在せず、高度経済成長を迎える1960年まで国内で年間十万人が罹患、2万人が死んだ。
エタノール、メタノールを問わぬアルコールや次亜塩素酸ナトリウム水溶液で殺菌可能だが、エタノールは呑まれやすく次亜塩素酸は安全面で製作、管理技術の要求ハードルが高い。
木炭製造時に回収出来るメタノールの度数を上げよう。
数十匹で発症する程感染力が強く、水源が汚染された場合、別の場所から水を引っ張るしかない。
参考サイト
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional/13-%E6%84%9F%E6%9F%93%E6%80%A7%E7%96%BE%E6%82%A3/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E9%99%B0%E6%80%A7%E6%A1%BF%E8%8F%8C/%E7%B4%B0%E8%8F%8C%E6%80%A7%E8%B5%A4%E7%97%A2
wiki
赤痢