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ニュー・フェイス  作者: イエロースリープ
1/7

存在を知る者

1978年、とある田舎町が存在する。

その町はあまりにも荒れていて、夜中になると不良がネズミのように溢れかえっていた。

警察たちは当たり前のようにサボっていたどころか、不良らと麻薬の売買をしていたのだ。




不良たちは毎晩、鼻で笑ってしまうようなケンカばかりをしていたが、ある日、事件が起こる。

1人の不良が警察に駆け付けてきた。


「大勢が白い仮面の男にやられた。早く来てくれ。」


警察は不真面目だから、対応する気はなかった。

しかし、その不良は必死だった。

不良は、警察の腕を引っ張り、ボロボロの空き家の裏まで連れてきた。

そこには、口に大麻を突っ込まれ、骨折はしてるであろう金髪の男が横を向いて倒れていた。

たくさん殴られて顔がブクブクになっていたが、警察は誰だかすぐに分かった。

いつも世話になっている麻薬の売人だ。

警察は、(派手なことをしてくれたな)と、特に何も思ってなかったが、金髪の男が寝返りを打った瞬間、警察と、警察を連れてきた不良は凍りついた。

金髪の男の背中には、ナイフが刺さったままだった。

沈黙が続いてる中、近くでかすかに声がした。


「血が…血が…」




警察が空き家の中を覗くと、大勢の不良たちが倒れ込んでいた。

1人残らず、深く刺されていた。

場所はさまざまだ。

警察は、救急車に急いで連絡した後、倒れ込んでいる1人の人物に質問した


「どんな奴にやられたんだ。」


その人物から返事が返ってきた。


「黒いコートの男。顔はわからない。」


刺殺事件は、未解決のままで終わった

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