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魔王、敗北

新シリーズです

っつてもこれ(1話)を書き終わったのは去年の夏くらいですが

これからは3シリーズくらい同時に投稿する予定です

一応投稿週間には全部毎日投稿予定ですが、ペースが落ちることはほぼ確定なのでご了承ください

「ギルドバート様 サキュバス全員と暗黒騎士バロンが勇者に倒されたみたいです いかがなさいましょうか」

「報告ご苦労 ゴーレムルナイスタと奇術師プレイトを送れ 」

「それが…プレイトは突然行方不明になってしまいまして……」

「チッ…あいつ 逃げおったか」


魔王ギルドバート

人間に最も畏れられたと言われている絶対的な力を持つ魔王

名前は一部では禁句とされていて 発した者は罰せられるという国もあるらしい

それも あと数日の僅かな間ではあるのだが


「ホロウ お前はここから逃げなくて良いのか? 死ぬぞ」

「……私は命ある限りその全てをギルドバート様に捧げます」


そんなことはもう本人にもわかりきっていた

勇者は数日の間に確実に魔王城に侵入している

ここが見つけられるのも時間の問題だろう

もし正面から勝負しても きっと勝ち目がないだろう

何より…この時点で

心が負けているのだから


「ホロウ……」

「はい……ギルドバート様」

「私はお前の期待に応えれていたか……?」

「ええ。充分に」


この絶対独裁に終わりを告げるような轟音が響いた

その時

正義の到来と共に絶対的な悪の消滅が約束された

その先にいたのは勿論


「魔王ギルドバート……勝負だ」

「良いだろう 受けて立つ」


玉座から立ち上がる

この床を踏みしめる感触が恋しいと思ったのは今日が初めてだ

そして今日で最後だ

最後はせめて悪としてのプライドを

交わる二つの星に永遠の煌めきを

いや、高望みか……

今回は本当に序章プロローグにも満たない様な短い話ですが、これは前日談の様なものなので……

明日からは多分普通の投稿するんで許してください

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