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プロローグ
がんばって書くのでアドバイスや感想お願いします!!!
「あんたなんか大っ嫌い!!!別れる!!!」
俺と付き合っていた女は俺にビンタを喰らわした後、大声をあげて走り去った。
その場所にいた人達が俺に注目すると同時に、ひそひそと何か話す声やクスクスと笑い声が聞こえる。
だが、俺はそんな事どうでもよかった。
フラレた事がショックだった訳じゃない。むしろその事の方がどうでもよかった。
ただ、意味のわからないやるせなさが俺をイライラさせた。
ポケットに手を突っ込んだまま、俺を笑う声と道行く人達の楽しそうな声の中を、一人立ち尽くしていた。