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第二十九章 性器末救精主伝説・その12 ~生まれ落ちるには~

 今回も横書きテキストファイルにコピーして読むことをお勧めします。



 ――子宮頚管内部にいる白血球たちの追撃を、

   フォーメーションを入れ替えながら、

   どうにかこうにか振り切ると、そこには――



 ――“戦場”が広がっていました……――




   (●へ●♯ )~

~(; ´Д`)~(;´Д`)<こ……これは……


      ~(;σ_σ)<ここが正念場ね……


      ~(;´、>`)<……遂に辿り着きましたねー。


      ~(;@Д@)<一筋縄では行かなそうですね……




 ――彼らが見たもの、それは……――




~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜~゜~゜゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜      ◎

~゜~゜~゜゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜

~゜゜゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜~゜~゜~゜~゜゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜゜~゜~゜~゜~゜~゜゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜

~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜~゜゜゜゜゜゜゜゜゜


                             『卵子最終防衛ライン』





            Ⅱ

   グハッ!>()~c(´Д`メ)=3     ()~     ()~


  ()~             Ⅱ      ~() ()~  ()~

      ~()        (´Д`メ)ドカッ!

         ぐえッ!?>~() ()~<ぐぁっ!     ()~

                       ~()

  ()~    ()~  ~()   ()~      ~()

               ()~           ~()

           Ⅱ              Ⅱ

   ジリジリ…(((メ´Д`)  ((○~ ~○))  (´Д`メ)))ジリジリ…


                    Ⅱ   

    ()~  ~()   ====(メ´Д`) ====~○





   (●へ●♯ )~

~(; ´Д`)~(;´Д`)<あの混戦状態の中を抜けないといけないんだ……


      ~(;σ_σ)<卵子の周りを、大勢の白血球たちが守っているわね……


      ~(;´、>`)<それだけ彼らも本気と言うことでしょー……


      ~(;@Д@)<力尽きた精子の数が今回はあまりにも多過ぎます……

             子宮頚管が酸を出していたのも要因の一つですね……

             この数では、膜を取り除くのは難しいかもしれません。





~(;´Д`)<え? ここまで頑張って来たのに、全部無駄だったってこと?



(@Д@;)~<厳しい話ですが、これが“自然界の掟”と言うものです。

       現実をお伝えするためにも、はっきりとお伝えします。

      “人間の受精率は100パーセントではない”のです。

       一匹の精子ですら卵子に辿り着けないこともあるのです。



~(;σ_σ)<それにあれよねぇ……もし無事に受精してもさ?

       きちんと産んでくれる保障はないのよねー……



(@Д@;)~<……その通りです。たった一つの精子が卵子に辿り着いても、

      “愛されていなければ生まれることは叶わない”のです。

       それが最後の、究極の、最大の関門とも言えるでしょう。

       スミマセン、皆さん……暗い話をしてしまって……



~( ´、>`)<いえ、いいんですよー、むしろ覚悟が決まりましたー。

      ここまで来れたのも、インテリさんのお陰でーす。

      時には厳しくはっきりと伝える必要もあるはずでーす。



(´Д`  )~<その通りだね。それに今回は避妊具を使っていないんだし。

       だからここまで来れたんですよ。まだ希望はあると思います。



 ※人が生まれてくるためには“愛”が“必要不可欠”です。

  安易に望まない子どもを作る行為は、絶対に止めましょう。

  堕ろしてしまった子どもとは、もう二度と会えないのです。

  それを忘れないで下さい。私たちは“性”について、

  今一度、よく考える必要があるはずです。

  どんな形であれ、授かった子どもは本当に大切なものです。

  それを、決して忘れないで下さい。



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