表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/39

第二十二章 性器末救精主伝説・その5 ~立ち塞がるもの~



 ――噴火とは、下から競り上がって来るものが押し出されて起こる現象である。

   その勢い、規模によっては、下層にあるものほど強く押し出される場合があり、

   最後尾にいた精子くんたちは、幸運にも前方や外周にいた精子たちを押し退けて、

   勢い良く前方へと押し出される形となった。それは、彼らの第一の幸運だった――




  ====~○       ====~○

         ====~○



======~(*´Д`)<凄い凄い! 泳いでないのに快適に進めてるよ!


=======~( ´Д`)<周りの精子たちをどんどん振り切ってるね。


=====~( σ_σ)<最後尾にいて正解だったわね!


======~( ´、>`)<これなら私たちが一番乗りかもしれませんねー。


====~(*@Д@)<後方にいるメリットがこんな形で現れるとは驚きです。



 ====~○            ====~○

           ====~○






======~(;´Д`)<でも、後方にいたのはボクたちだけじゃなかったよね?


=======~(; ´Д`)<その通りだね……ほら、やっぱり見えて来たよ。


=====~(;σ_σ)<あっちゃ~……こういう時、敵が多いと不利よね~……


======~(;´、>`)<万人に好かれると言うのは不可能なのでぇーす……


====~(;@Д@)<その通りですね。誰しも、敵は必ずいるものですからね……





======~(;´Д`)                   ○~○~

                          ○~○~

=======~(; ´Д`)                 ○~

                           ○~○~  ○~

=====~(;σ_σ)  ここは通さないんだから!>○~

                            ○~

======~(;´、>`)                  ○~ ○~

                             ○~○~  ○~

====~(;@Д@)

                           ○~ ○~






~(;σ_σ)<あらら……あれは私のこと毛嫌いしてる女精子たちじゃないの……

       ごめんなさいね? 先ずは私が足を引っ張っちゃうなんて……



~( ´、>`)<おや? でもあれは、私の親衛隊の精子でもありますねー?



~( ´Д`)!?



~( ´Д`)!?



~(*@Д@)!?



~( σ_σ)!?



~( ´、>`)!?



 ――その瞬間……五人の脳裏に同じ考えが閃いたのです――



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ