異能審査
「ワクワクし過ぎて寝れなかった!」
顔を洗い、制服を着て寮を出る。学校はすぐそこだ!
改めて考えるとこの学校になんで入れたんだ?
ここって確かエリート学校のはず、なんでだ?
僕の取り柄って行ったら、異能が2つ使えるくらいなのだが
「それが原因よ」
「あれ生徒会長!?」
「僕声に出てましたか?」
「ええ出てたわよ」
まじか恥ずかしい〜
「ご忠告ありがとうございます!小野寺生徒会長」
「小百合でいいわよ」
「じゃあ小百合さんで」
「小百合で良いのに」
言えるわけないよ!周りの目が怖い!
「じゃあまた今度」
「は、ハイ」
周りの目がさらに怖くなった!
こんなんで大丈夫なのかな?
「まぁいいか!」
キーンコーンカーンコーン
「やばい、急がないと!」
「ギリギリセーフかな?」
「おいそこ早く座れ」
「ハイ」
結構怖い先生だな、でも美人だからいいかな?
「今からお前たちには異能診断をしてもらう!」
「あれ入学する時にしませんでした?」
と周りの誰かが言った
「あぁ あれは大雑把な診断だからな」
「今回するのは精密検査だ」
「もう質問は無いか? では行こう」
連れてこられたのは大きなカプセルが沢山ある部屋だった。
ここで検査するのかな?
「じゃあカプセルに入れ」
カプセルは人1人入れるだけのものだった
入った感想は特にない、強いて言うなら僕には大きすぎることかな?
1時間くらい入っただろうか?
出ろと言われたので出た。
「今から配るのはお前たちの異能の詳細を記した紙だ!目を通して置け、この後はそれぞれの異能にあった教室に行ってそこの教師に教えて貰え!」
「解散」
僕の異能は螺旋と錬金術か
えーと、螺旋は念動力の上位互換なのかな?
なになに回転をつけながらも動かせる?
そのまんまだな!
で、錬金術のほうは、金属を操って物を作ったり、戦う異能なのか。
「先生2つ異能がある場合はどうしたらいいですか?」
「そうか貴様はダブルだったな」
「少し待て」
「よしお前は最上階の部屋に行け」
「えっとそこって校長室じゃ」
「そうだな、良かったな」
まじかよー