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プロローグ
実験投稿中で、のんびり書いていきます。
プロローグ
八橋信哉は疲れ果てていた。
肉体的には何の落ち度もない健康体だが精神的に疲れ果てていた。
三日前までは一週間後に夏休みだ。
と、同級生達とはしゃいでいたのが見る影もなく沈んでいた。
同級生達は信哉に色々声をかけるが、
信哉は疲れた笑みを浮かべてちょっと体調が悪いんだと対応していた。
教室の窓際の席でぼんやりと校庭を見ていると、青白い光が足元から浮かび上がってきた。
それを見て信哉は絶望的な目をして顔を歪め、光の中に消えていった。