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5 うそつきと亡霊の契約

★猪戸伊織


 俺はまだ、長い夢の中にでもいるんだろうか。

 背の低い建物が連なる町の中を、俺は薄汚れた上着を被ったまま歩いている。あからさまに怪しい風体だが、誰も何も言わないし、こちらに視線すら向けてこない。

「……なんだあれ。本物か?」

 すれ違った女性の頭に、猫のような耳が生えている。日本で見かけるネコミミカチューシャのような、頭上につくものではなく、むしろ人間の耳があるあたりから、まるで普通の耳を覆い隠すように、斜め上に向かって生えている。しかしその耳は肌となめらかに繋がっていて、ごく自然に身体の一部だと認識できた。おまけに、服の裾から猫のような尻尾がのぞいている。

 うん。ダメだこれ。やっぱ地球じゃねえわ。


 もう少し冷静だったら、恐怖や絶望に沈むこともできただろう。だが残念ながらそれどころじゃない。腹が減った。ダルい。水で空腹をごまかすのも限度がある。川沿いに下流へと歩いて見つけた町だから、水だけは途中でいくらでも飲めたけど、「人は水だけでも何日か生きられる」ってアレ、絶対ウソだろ……。動かずに救助を待てるなら少しはマシかもしれないが、今の俺がそんなことしたら、一生見つけてもらえない予感がするし。


 建物のいくつかには看板が出ているが、何が書いてあるのかさっぱり分からない。飯屋はどこだ。財布らしきものはある。いざとなれば働きもしよう。言葉はまるで分からないが、身振り手振りで伝わることもあるだろう。

 どこからか肉の焼ける香ばしい匂いがして、俺はその源を探す。きょろきょろと辺りを見回しながら歩いていると、一人の男に肩がぶつかった。

「×××」

 言葉は分からないが、その穏やかな調子からして、すまない、というような声をかけられたのだろう。それから男はこちらを振り返り、あれ、というような顔で首をひねった。目の前にいる俺の姿は目に入っていないらしい。それにしても、さっぱり聞き取れなかった。知らない言語なんてこんなものか。こんなもの、多少聞いたくらいじゃ真似すらできそうにない。

 匂いのもとを辿って行くと、屋台が建ち並ぶエリアに出た。い、いける。ちゃんと食えそうな見た目の品を売っている。財布に入っていたうち、五角形の数種類の通貨で、人々が支払いをしている。さっきから匂いが気になっている、あの串焼きはいくらだ。いや、待て、しかしどうやって注文すれば。焼き網を挟んで反対側にいる店員に、わざわざ触れるのはかなり不審者だ。おまけに薄汚れた外見も、上着についた血もヤバい。かと言って、脱いだら下はモッズコート、この町並みから明らかに浮いてる。でも、腹減ったな……。

 迷ったのは一瞬だった。食欲という本能には勝てない。ええい、どうにでもなれ!

「×××! ××××!」

 一歩踏み出したそのとき、俺が来たのとは反対の方角から、何かを叫ぶ男の声がした。通りのあちこちに立ったり座ったりしていた連中が、食いかけの飯を手に、あるいは置いたまま、立ち上がってどこかへ急ぐ。雰囲気は明るい。有名なアイドルのゲリラライブでもあれば、こんな空気になるだろうか。

 串焼き屋台の店主は、焼いていた串をそばの紙皿に逃がし、売り上げ金の入った袋を掴んで人波に乗っていく。

 えっと、これ、貰っていいかな?

 足りるのかは分からないが適当に小銭を置き、紙皿ごと串焼きを頂いて、かぶりつきながら人々が向かうほうへと歩く。あ、超うめぇなこれ、牛カルビに塩コショウ? 牛っているのかな、この世界? まあ何でもいいや。たとえ素材がゲテモノだったって、こんだけウマけりゃ問題ねえわ。


 ◇


「あー……そういうことか」

 ゲリラライブじゃなくてパレードだった。行進してるのは武装した警官っぽい人たちと――観光バス。

 あれ、俺らが乗ってたやつだよな。高校の名前と、「1号車」って書いてあるし。運転しているのは運転手か。そりゃそうだろうな。

 遊園地のパレードを思わせるノロノロ運転は、行く手に群がる野次馬を排除するためか、それとも野次馬たちへのサービスか。バスの後を追う人波に乗って、俺も大通りを進む。やがて、野球場めいた黒くて大きな建物が近づいてきた。手前に大きな観音開きの門があって、野次馬が入れるのはそこまでのようだ。追いかけたいが、コンサートの警備員ばりのガードのせいで近寄れない。まあいい、バスがそこにいることが分かっているなら、ほとぼりが冷めたあとで侵入することにしよう。


 ……しかし、入ったところで、どうせみんなにも無視されるんだよな……。

 想像したら悲しくなってきた。神様、俺はなんでこんな目に遭ってるんですかね?


 ◇


 しばらくすると人波は散ったが、門もがっちり閉まってしまった。まあ、こんだけデカい建物なら裏口もあるだろう。腹具合も落ち着いたので壁に沿って歩いていくと、期待通り、一回り小さな門を見つけた。横に警備員らしき人間が立っているが、門は開いている。ありがたく通り抜けさせてもらっても、警備員は何の反応も見せない。うん、もう慣れた。

 門からはレンガ敷きの道が枝分かれしながら延びていて、そのすき間を埋めるように背の高い木が生えている。おかげでまだ空は明るいのに、辺りはずいぶんと薄暗かった。

「ん?」

 いくつかの道の脇にはベンチが設置されているのだが、右手に伸びる道の途中で、ひとりの女の子が泣いていた。洗いざらしのジーンズのような空色の上着に、緑色の髪。年の頃は、俺たちとそれほど変わらない。じっと道の向こうを眺めながら、涙をこらえようとして、それでも頬に流れる分をハンカチで拭っている。ぐずっ、と鼻を鳴らす音。

 その女の子の姿に見覚えがある。たぶん、ゆうべ、英谷愛梨を連れて行った連中のひとりだ。


 そして――たしか、俺たちに「日本語で」呼びかけていた女。


 ひとりで泣いてるつもりであろう彼女に話しかけるのは非常に気まずいが、これはチャンスだろう。うん。許せ。

 汚れた上着は脱いで隣に腰かけ、ぽん、と彼女の肩に手を置く。涙は見てないフリをして、勢いで押し切れ!

「あの! すみません!」

「!?」

 にょるわっ、という感じの奇声を上げて、彼女はこちらを見る。

「あっ、に、日本人のひと!?」

 日本語だ。助かった。

「俺の言葉、分かるか?」

「わ、わかるわ! たぶん!」

 がくがくと大きくうなずいて、女の子は怯えた顔でこちらを見る。

「な、何なの? あなた、どこから出てきたの?」

「さっきからここにいたよ。ええと、なんて言うか……影が薄い体質でさ」

 一瞬手を話して実演してみせると、女の子は「わかった」とうなずく。それから思い出したように目をそらして、ずずっ、と鼻水をすすった。

「それがあなたの超能力ね、わかりやすくて助かるわ。超能力、でわかる? スキル、と言ったほうがいい? あなたたちの仲間はそう呼んでいたんだけど」

「言葉は分かるけど……それ以外に分かんないことが多すぎる」

 ここはどこだ。きみは誰だ。みんなはどこだ。スキルって何だ。俺たちは帰れるのか。

 ……あれ? 多すぎるってほど多くもないぞ?

「それはそうよね。ひとまず、場所を変えましょう。渡しておきたいものがあるから」

「なに?」

「翻訳コンニャク、とあなたたちの仲間は呼んでいたわ。指輪なのに、どうしてコンニャクなのかわからないけど」

 おい、それ超重要アイテムじゃねーか! もらっとかないと詰むやつだぞ!


 ◇


 女の子の後を追って、立派な建物の中に入る。外から見たら地味な黒いドームだったのに、中はわりとゴージャスな、高級ホテルを思わせる雰囲気だ。床は磨かれ、壁や天井のあちこちに彫刻があったり、変な模様が描かれていたりする。

 彼女は迷わず入った一室で、棚から無造作に取り出した指輪を机の上に置いた。ああ、そうか、俺のこと見えてないのか、この人。

「つけて」

 言われた通りに左手の人差し指にはめる。サイズ感は悪くない。彼女の肩に手を置いて――さっきから思ってるけど、女の子の身体のどこかに触るのって、どこを選ぶべきか迷うな――つけたことをアピールする。

「なくさないでね。それ一つで、庶民が三ヶ月は生活できる額だから」

「マジか……」

 答えてから、ふと気づいた。今の、日本語じゃなかった気がするんだが。すげーな翻訳コンニャク。

「時間がないから、最低限の説明をするわよ。

 ここはあなたたちにとっての異世界。私たちがあなたたちを呼んだ。異世界の人、ここでは『天人』と呼んでいるけど、そういう人たちはみんな不思議な力――スキルを持ってて、とても強いから。

 でも手違いで、あなたたちのうちの一部が、車を離れて、森の中に飛ばされてしまった」

「あー……うん。だいたい覚悟してた通りだな。みんなはここに?」

「先生と運転手を含めて、十四人いるわ」

 ……けっこう少ないな。うちのクラスは全部で三十四人……いや、欠席が一人いるから三十三人。それに対して、ここにいる生徒は十二人。三分の一ちょっとしかいないってことになる。

「そして、しばらくは増えないと、高坂太一の超能力によって予言されている」

「俺は!?」

 予言にまで無視されるの!?

「……あなたと、交渉がしたいのだけど」

 女の子はこちらをじっと見つめながら、身体の向きを変え、俺の腕を掴む。色仕掛け、って雰囲気ではない。そもそもこの子、そんなに色気がない。

「お願い。みんなとの合流は、しばらく待ってほしいの。その代わり、あなたに必要なものはできるだけ用意する」

「それは……金とか、家とか?」

「もちろん。母に頼めば、召使いも用意できる」

 え、それは別に……あ、いや、必要なのか。常識を教えてもらわないと買い物もできやしない。

 他に必要なものはあるか? 何でも言ってみるだけ言ってみてもいいんじゃないか?

「あの……俺のこの、超能力? スキル? ってやつ、止められないのかな。人に気付かれないのって、便利と言えば便利だけど、すげー不便でさ」

「制御術式ね。ある程度までなら力を抑えられると思う。何日か待ってくれれば、制御用のアイテムを渡すわ」

 あっさり希望が通ってしまった。それが簡単に用意できるものなのか、けっこう大変なものなのかも分からないけど。

「その代わり、と言ってはなんだけど」

 うん。やっぱり何か頼まれるんですよね。タダより高いものはない。

「母のところに行って、手を貸してあげてほしいの。どうしても嫌だと言うなら仕方ないけど、できれば母の願いを叶えてあげて。あなたの力なら、それができるんじゃないかと思うの。いえ、おそらくそのために、あなたは私のところに来たんだわ」

 思ったよりも普通のお願いだった。いや、母の願い、ってのが何なのかが問題だけどさ。

「わ……分かった。でもそれって、俺がみんなと合流したあとじゃダメなの?」

 女の子はちらりとドアのほうに目をやった。内側から鍵がかけられている。

「ダメよ。異世界人を個人の都合で働かせることなんて、許されるものですか。ここにいる他の人たちと合流したら最後、あなたは二度と、自由意思で外には出られないと思いなさい」

「え……?」

 どういう、ことだ?

「あなたに自覚はないと思うけど、異世界人は兵器なの。あなたの能力だって、それがあれば大抵の場所には忍び込める。そんな存在を、自由に出歩かせたりするわけないじゃないの、恐ろしい。この城にいるオヤジどもなら、あなたが名乗り出たところで、仲間に会わせることすらしないかもね。首輪をつけて奴隷にして、好きに使うってところかしら」

「奴隷って……」

「法的な定義は、他者からの魔術で思考を誘導される存在、だったかしら。主人のために従順に働く存在よ。この国の身分を持たないあなたたちに『奴隷にされない権利』は保証されていないの」

 ああ、そうか、超能力とは別に、この世界の人間が使える「魔術」ってものがあるんだな。この翻訳コンニャクもマジックアイテムか。そういう不思議な力で洗脳されたら、逆らえる気がしないな……怖いな異世界……。

「きみは俺を奴隷にしたりはしないのか?」

「私とあなたの繋がりがバレたら困るから、今のところする気はないわ。交渉に乗るかどうかは、好きに決めて」

「乗るよ! 乗らないわけにいかないだろ!」

 他に行くあてもないし、そんな話を聞いたあとで「じゃあ仲間と合流します」だなんて言えない。だったら彼女の言うことを聞いて、衣食住を保証してもらったほうがいい。どっちも無視して逃げる手はあるけど、それで今よりマシな状況になる保証はないし。

「決まりね。あなた、名前は?」

「猪戸伊織。猪戸のシシはウかんむりに六じゃなくて、イノシシで――」

「ああ、難しい漢字はわからないの、ごめんなさい。私はマキナ・ヴォートグォーラン。マキナでいいわ。よろしくね」


 ――かくして俺は、彼女のパートナー、もとい、ヒモになった。

 うん。どう見てもこれ、ヒモだよな……。

 ホームレスからヒモへのクラスチェンジって、進歩なのかな、退化なのかな?



★逢沢斎


「ドラゴンを倒すには、武器だよな! 武器くれ!」

 という砺波の能天気な主張は、意外にもあっさりと認められた。それ自体は歓迎すべきことではあるが、しかし。

「……使えるのか、これ?」

 金属製の剣を持ち上げながら、思わず俺は誰にともなく尋ねてしまう。何かを攻撃するためだけに作られた存在。竹刀なんかとはまったく違う。

「殴れば痛ぇだろ! 重いし!」

 砺波が勢いよく振り回しているが、俺にはあれはできそうにない。重いのもあるが、それ以前に、剣という存在そのものに怖じ気づいてしまう。

「訓練もなしに剣は難しいと思いますわ。魔術なら、誰でも画一的な効果が出ますから、そちらをお奨めいたします。銃型のものが取り回しやすいでしょう」

 銃! あるのか!

「それでしたら! こちらの銃はいかがでしょうか!」

「何ですの、その変な形のオモチャは」

 ヨワ・カツタバ氏が威勢良く腰の後ろのホルスターから抜き出したのは、リボルバー型の拳銃だった。ルッツァ・シャルゼン女史のほうは反応が薄い。

「これこそ天界の銃です! そうですよね!? 使い方はお分かりですよね!?」

「撃鉄を起こして、引き金を引くだけだろ?」

「……撃鉄?」

 カツタバ氏が不思議そうに聞いてくる。……この銃、よく見れば撃鉄がない。それどころか回転機構もなさそうだ。リボルバーめいているのは外見だけというわけか。

「これ、うちにも撃てますか? ここ引くだけで行けますか?」

「ええ。あちらに向けて撃ってみてください」

 英谷が引き金を引く。

 ビームが出た。

 ……そこは銃弾が出るところではないのか。

「猪戸がいたら泣くな、こりゃ」

「え? そうなの?」

「あいつミリオタだからさ……神宮寺と喋り始めるとマジでウザいよ。平気で一時間くらい銃の話し続けるし」

「そうなんだ。あんまり気にしたことなかったなぁ」

 仰木と高坂がそんな話をしている。神宮寺鈴蘭は歴史オタク、いわゆる歴女というやつで、修学旅行では猪戸伊織のほか、仰木や英谷とも同じ班だったはずだ。猪戸も神宮寺も今ごろ、どこで何をしているのだか。

「シシドにジングウジ……同じバスに乗っていらした天人の方ですか!? ぜひお話を聞きたいんですが! その方々は今どこに!?」

「え……」

 高坂がカツタバ氏に詰め寄られている。彼が困った顔でタロットカードを取り出そうとした、そのとき。

「玲! いまの、もう一回できる?」

「お、おうよ! 任せとけ!」

 はははは、と高笑いする代々木玲めがけて、仲山咲良が筒状の機械――おそらくあれがこちらの標準的な形の銃だ――からビームを撃つ。

 そしてそのビームが、仲山のほうに向けた代々木の手のひらの、数センチ手前あたりで突然角度を変え、天井のほうへと飛んでいった。もともと出力を絞ってあるようで、天井には小さな傷がついただけだ。

「バリアか」

「すげー! つえー! かっけー!」

 砺波が目を輝かせている。小学生なみの反応だ。

「それ、守れるのは自分だけ? バリア、もっと広げられる?」

「攻撃なら何でも弾くん? 攻撃やなかったらええんかな」

 同じように目を輝かせながら、バリアの性質を探ろうとする幾田。難しい顔でいろいろ想定している英谷。しかし、確かにもっと実験が必要だ。

 そしておそらく、そう思っているのは、俺たちだけではない。

 カツタバ氏はもちろんのこと、周囲にいるこの国の人間たちの目が、代々木に興味津々という視線を送っている。


 ◇


「あれ?」

 部屋の隅に置いていた小ぶりの紙袋――もとは土産物が入っていたもので、中身は筆記用具程度だ――を手に、仰木が首を傾げる。

「どうした?」

「いつの間にか、こんなものが入ってたんだけど」

 仰木が差し出したのは一枚の紙だ。青白い不思議な色合いの紙に、走り書きでびっしりと何かが書かれている。

「『仰木へ。俺は無事だ。事情があってしばらく合流できない。みんなによろしく。猪戸伊織』……あと、下半分はこれ、ぜんぶリボルバーの解説」

 たしかに、それらしい図があった。偏執狂的な勢いで書き綴られた解説は、猪戸のミリタリーオタクぶりを表しているようだ。それほど違和感はない。というか、そもそも、猪戸伊織という人間に対して、俺はあまり確固たるイメージを持っていない。強いて言うなら、あのなんとなく影の薄いやつ、である。

「……俺たちのことが見える場所にいたのか。で、あのパチモノに耐えられなかったんだな」

「そんな……一体どこに? これだけ人の出入りが多い場所で、気付かれずにこんな手紙を入れるなんて……」

「あいつの能力じゃないか? どういうものか知らないけど」

「うちの逆パターンかもしれんよ。うちはモノを引き寄せる力やけど、猪戸は置いて行く力を持っとる、とかな」

 英谷が肩をすくめる。

「何にせよ、高坂の占いによれば、まだまだ合流はせんのやろ。予言どおりやし、なんも気にすることあれへんやん」

「まあ、そうかもしれないけど……」

 事情、か。

 こんな世界で、俺たちと合流できないような事情というのは、一体どんなものなんだろうか?

逢沢斎→バスケ部男子。謎のカリスマ・針島柊也の敬虔な信者のひとり。神経質で胃痛持ち。

代々木玲→テニス部女子。テニスは強いが脳ミソまで筋肉。中身を知らない他校の女子にはモテる。

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