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第三話「もう一人の俺」


 イブ姫と私アダムは歩きながら話をした。

「実はですねアダム。貴方と私はパラレルワールドでも戦っているのですよ」

「パラレルワールド?」

「もう一人の自分が住んでる世界のことです」

「ふむ」

「で、その世界のイブはこの世界の私みたいに貴方の目の前に出てくることが出来ないのです」

「ほお」

「ちなみにですが、今はもう一人の貴方が貴方の物語を記述してるところです」

「それってつまり?」

「これから私達がする体験は全てもう一人の貴方が書いた内容通りに進みます」

 ふむ。

「じゃあ俺たちの戦いはもう一人の俺次第ということか」

「そうなります」

「だとしたらもう一人の俺の機嫌を損ねないようにしないとな」

「そこまで気にしなくても大丈夫ですよ。もう一人の貴方は寛容ですから」

「それだと助かるね」

「……アダム!」

「ん?」


 一人の男性が俺達に近づく。

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