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学園ゲイム  作者: 隣人
1/1

目覚め

秋山直人(あきやまなおと)は正直な人間だ。


嘘を言えない。


いや、言わない。


その嘘は本当になってしまうから......




--その力が与えられてしまったのはつい先日だ。


「飯食おうぜ、直人」

昼休みを告げる鐘とともに友達の夏目誠(なつめまこと)が駆け寄ってくる


「ああ」


「直人、昨日のニュース見たか?」

「ああ、隣町の学校で殺人事件だろ」


ただの殺人ではないことはニュースの報道でも言っていた

なんせ全校生徒の3割が遺体で見つかり、残りの生徒も全員、半狂乱状態だったそうだ


「ただごとじゃねえよな、100人以上死んだんだぜ」

「そうだな、普通じゃない」


「でも、誠お前こういう事件好きだろ? よく本で読んでるだろ」

「ま、まあ。 正直、わくわくしてる自分もいるけど...」

「けど?」

「身近で起きるとやっぱこえーわ」


まあそうだろう。

誠は猟奇的な事件を調べるのが好きで、家にも過去の事件の資料が

山積みになっているほどの変態だが、今回の事件は狂いすぎている...



そんな話をしているうちに昼休み終了の鐘が鳴る...と思ったら違った。

ピンポンパンポーンと僕らがしていた話とは対照的に明るい鐘が鳴る。

この鐘の音は授業や昼休みの鐘の音と違い、連絡などがあるときに鳴る鐘だ。


「なんだろうな」

最近、この音を聞いてなかった僕はつぶやく


聞いたこともない女性の声が教室中に響く。

「--皆さんには能力が与えられました。 直ちに確認してください。」











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