表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

持ちあげて落とされた水曜日

昨日の咲麻の様子には驚いたけど、また昔のように戻った気がしてうれしい。

今日はバイトがあったから一緒には居られなかったけど、少し早めにバイト先を出る。ビニール袋にはたくさんの材料。咲麻が昨日ハンバーグって言ったけど結局材料なかったから作れなかった。今日作ってあげよう。

喜んでくれたらいいな。

いつもと違って足どりは軽い。

咲麻と初めて会ったのは高校生の時だ。

3年生で初めて同じクラスになって、最初は顔がカッコよかったから、付き合いたいなあって思ってたけど、たびたび、隣の席になって、咲麻と話す機会が多くなった。

すっごく優しくて、楽しくて、本気で好きになってた。

告白は、咲麻から。嬉しくて、そっこーオッケーした。

大学は別々になったけど、近かったから、一緒にアパートで住み始めた。すっごく幸せだった。

・・・そう、その時までは。

私と、一緒に住みだして1ヶ月。

まったく手を出してこない。

彼氏彼女で一つ屋根の下にいたらする事って一つしかないじゃないっ!!

この時からかな・・・?あいつが部屋に男連れ込みだしたのは・・・。はは、ムカつく。

この時はまだ気付かなかったよ。まさか私の彼氏がホモだったなんて!!

てか普通気づく?てか思う?彼氏がおホモさんだなんてっ!!まじでありえねー。だって私が女とちゅーしたりエッチしたりするってことでしょ?・・・ない。絶対あり得ないっ!!気持ち悪いわっ!!そんなんで気持ちよくなるわけないじゃんっ!!まじでありえねー。

でも、それでも好きなんだから・・・私もたいがいだと思うけど、ね。はあ。

もうイヤ。

好きな人が浮気とか、しかも男とか。

私ってそんなに魅力ないかなあ?

はああああああ。



「ただいま・・・・え?」

「んっ、・・・・・・あ、おかえりー」



玄関開けたら濡れ場だった。

うん。もう慣れたよ。だからお願い。ほっといて、腰振りながら笑顔で迎え入れられる方がつらい。

今までならしょうがないって思ったよ。何度も何度も、何度も見てたからねっ!!でもね、今回のはダメでしょ。私はあんたが女側だったから受け入れてたんだっつーの。まだ我慢できたのに、な ん で 、 あんたが男側なの?

今までケツに突っ込まれてあんあんいってたじゃん。何?何で、男のケツに突っ込んでんの?前まで逆だったじゃんっ!!



「え、何これ・・・・」



鼻のてっぺんが熱い。目の前が歪んでくる。ああ、何これ。ほんと何これ。

私何で泣きそうになってんの?どうせ男じゃん、相手。

何でこいつのため何かに泣きそうになってんのよ。

ばっかじゃねーの?

でももうこいつ私の方見てないし、ほんとばっかじゃねーの。

私なんてどうでもいいんじゃん。

私はドアを閉めた。

もうあいつじゃない男の喘ぎ声は聞こえない。



「何であいつの為に泣いてんの、ばかっみたい」



ぐすっ。我慢していた涙が眼のふちから流れた。

そんなんだったら男と付き合えっつーの!!



「どうしよう、帰れないじゃん」



携帯を開く。

『12:01』

もう今日は終わっていた。



スランプのまま更新☆


咲麻くんをどこまで最低にしたら気が済むんだろう・・・私。


はとりちゃんに救済をっ!!と思った方は感想にはとりちゃんハッピーエンド希望!!って書いて下さいww

泣いて喜びます\(^o^)/






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ