スクープと欲しがる女
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:スクープと欲しがる女
あるところにスクープされている男が居た。
彼の事情はよく雑誌に乗ったりしているが、
彼の良いところだけを見てファンになった女が居た。
彼は結構な有名人。
まぁ有名税とも言うべく、
彼女はその彼のカリスマのようなものに
やられたんだろう。
そしてこの女はかなり欲望が強く独占欲も強く、
彼の存在を知ってから、
その彼の周りをうろつくようになっていた。
女「こ、こんにちは!あの、YouTuberで活躍されてた亜麻川さんですよね!?」
男「え?あ、はい、そうですけど…」
女「うわぁ〜ここでお会いできて嬉しいです!私めっちゃファンなんです!」
男「あ、ああ、そりゃどうも♪」
女「今日も着てる服、とっても格好良いですね♪」
男「え?いや、普通の服なんだけど…w」
女「ううん格好良いですよ!私、亜麻川さんと何か共有できるものが欲しい…なんて思ってるんです」
男「え?…あ、そうなんですか」
ここでちょっと女が変なヤツに見え始める男。
それからこんなことが何度も続いた。
男が街を出歩き始めると
いつも決まってその女が走ってきて現れ、
女「亜麻川さん♪私のこと覚えてますか??今日も格好良いですね♪その服もイイなぁ。欲しくなっちゃう」
男「あのごめんなさい、ちょっと急ぐんで(苦笑)」
女「その靴も可愛いですね♪色合いがすごく良い♪」
男は少しして気づいたが、
女がその時「良い」と言ったものは
部屋の中からどんどん消えていたのだ。
そしてこんな事がもう1週間続いた時。
また現れた女に対し、
男「あのさぁ、もし良かったらウチ来ます?」
女「え!?イイんですか!?」
男「うん。なんか僕の持ってるモノ良いって言ってくれて、いつも欲しがってくれてるよね?」
男「だから君にあげても良さそうなモノ、ちょっと見繕ってみたんだ」
男「それ持ったら、共有できるモノも増えると思うし」
女はストーカー。
実は男の部屋に既に侵入しており、
その男のモノを物色していた。
男はそれに気づいた上でそう言った。
女は自分が気づかれたと知りながら
少しバツの悪そうな表情も見せたが、
なにぶん欲深で、
ちょっとイッちゃってるストーカー気質から
彼の誘いを全く怖がることなく、
その後も自分のペースで男を操り、
男と自分の2人の世界も自分の気に入ったように彩れる…
そう思ってついて行く。
(部屋)
女「お邪魔しまぁす♪うわぁすごい!これも良い!あ、このトレーナーもセーターもコートも♪あ、毎日このお布団で寝てるんですか?」
男「うん」
女「うわぁ〜みんな欲しいものばっかり♪…ねぇ、これみんな私にくれる?」
女は少し本性を現し出した。
男「…オレ持ち物よりさぁ、君自身が欲しいんだ」
女「………え?」
男「…俺がなんで有名なのか、少しわかった?」
動かない住人がまた1人増えた。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=bQsuYG87Jyc
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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