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エッセイ

評価ポイントが低い作品って価値が無いのだろうか?

作者: HOT-T

 先日、かつて一緒に創作をしていた元友人と再会しました。


  https://ncode.syosetu.com/n2913hl/


 で語っている彼ですね。

 それで、最近小説を書いているかなど聞かれ適当に話を濁しました。

 すると彼はやはりというか今も小説を書いていて書籍化もされたと自分の本を紹介してきました。


 まあ、素直にすごいと思いました。

 今の作品も見せてもらいポイントも結構ついています。

 

 私の作品がだいたいついても10~30くらいのものが多く、一番高い作品でも100台ですね。

 もうこんな私の作品にポイントをつけていただき感謝の極みです。

 

 で、彼の作品ですが私とは天と地の差なんですね。

 その後はもう自分が高ポイント評価者かつ書籍化作家マウンティングですね。

 まあ、もう何年も前の作品だしエタってるぽいですけど。


 それで低評価作品について色々と語り出して要するに評価ポイントが低い作品ばかり書いてるヤツには成長が無い。作品が面白くないのだから評価がつかないのに的な趣旨の発言がありましてね。


 これってどうなんだろうと。

 なろうって結構タイミングによっては作品が流れていくじゃないですか。

 だから気づかれていない作品も沢山あると思うし評価ポイントが低くても心が揺さぶられたり笑わせてもらったりする作品ってあるんですよ。


 何よりも同じ書き手であるなら文章書くのってどれくらい大変かわかるじゃないですか。

 読みにくい形で目が疲れてしまったり、作風が肌に合わなくてごめんなさいって事もあるけどどれも作家さんが何かしらの想いを持って書いているものです。


 私の遠縁に歴史小説家の方が居ます。

 ハードカバーで何冊か出しているガチの歴史小説家です。

 それで、送って来てくれた本を読んだことがあるのですが申し訳ない事に1ページも読めなかった。

 何故かと言うと内容も言葉もあまりにも妥協なくガチを突き詰めすぎて漢和辞典と広辞苑を傍らに置いていないと何を書いているかわからないんですね。あ、ネットがまだそこまで便利じゃなかった時代です。

 1行で5分以上かかるとかざらで本をよく読む私ですら聞いた事すらない単語が出て来るわ出て来るわ。

 日本語ってこんな言葉もあるのかと感心しました。

 まあ、そんな感じなんであまり売れてないんですね。

 ただ、じゃあダメな本かと言うと歴史研究をしている方々の評価が無茶苦茶高いらしいです。

 小説なんだけどどちらかというと研究論文よりらしくて内容も凄く正確だそうで。

 自分が書きたいと思ったものを突き詰めた結果ですよね。


 それで、私もそうなんですが割と書きたいものを書くようにしています。

 いや、別に流行りの悪役令嬢ものとかざまぁとかをバカにしているんじゃなくて挑戦してみても上手く書けないんですよ。

 何かテンプレートで書いてみようと思ったら気づいたらビーム撃ったりスープレックスしちゃう作家なんで……

 


 なので開き直ってます。

 トレンドとかからは外れているだろうし、ランキングや書籍化なんてものからは程遠い。

 それでも自分の好きな事を書いてそこに生きるキャラ達に幸せな結末を迎えさせてあげたりしていて結構自分なりに心が満たされてますからね。

 ちなみにたまにシリーズから外れた短編とか書いてみたりもしてます。ジャンルも色々なものに挑戦してみたりしてます。意外と楽しいです。

 ラブロマンスがともかく苦手だけど書いてみたら楽しいなとか新たな発見ありますしね。

 あ、でもSFジャンルは自信無いかな……推理も読むのは好きだけど書くのは無理な感じかな。



 さて元友人は昔みたいに一緒に組んで新しく作品を書いてみようと言ってきました。どうも私と会話しながら設定を考えたりしていると色々と捗るらしいし、私が書いたものがあるならそれを改良してくれるとか言っていました。


 丁重にお断りしました。興味がない、と。

 創作に興味がないのではありません。彼の干渉を受けながら心をすり減らして自分の子どもを改造されながら書いていく事に興味がないだけです。


 私は評価ポイントは低い底辺作家ですけどやっぱり自分の作品を愛してるんで。

 ただちょっと彼の言い分にイラっともしたんでこんな風に吐き出してみました。


だから評価がつかなかったりしても自分の作品に誇りを持ってください。

 とかそんな事をかっこいい感じで書き連ねてみた今日この頃でした。

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― 新着の感想 ―
[気になる点]  ……例えば 袋いっぱいの好きなパンが目の前にあるとするじゃないですか   お腹空いていると、例えば3日空腹だったりするとまだ足りない って思うと思うんです  でも、そもそも断食…
[良い点] 書きたいように書くのが1番ですよねー。
[良い点] 元友人さんは、誉めてほしかったのでしょうか…。 場面を想像して読んでいました。 作品を自分の子ども、愛していると言える作者さんは、素敵だと思いますよ!
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