仕事より大事なもの(200文字小説)
まったりとした時間が流れる。
午後の一時を過ぎると、混み合っていた店内が静かになった。
スマホに着信。
会社から。
無視する。
どうせ今のままだと仕事も手に付かない。
ボクが待っているのは一通のメール。
可能性は限りなくゼロに近い。
喧嘩別れをした彼女からのメール。
「何サボってるの?」
メールは来なかった。
けれど、彼女が今、目の前に居る。
「サボってない。君を待ってただけ。でも、今からサボる」
ボクは彼女の手を取った。
まったりとした時間が流れる。
午後の一時を過ぎると、混み合っていた店内が静かになった。
スマホに着信。
会社から。
無視する。
どうせ今のままだと仕事も手に付かない。
ボクが待っているのは一通のメール。
可能性は限りなくゼロに近い。
喧嘩別れをした彼女からのメール。
「何サボってるの?」
メールは来なかった。
けれど、彼女が今、目の前に居る。
「サボってない。君を待ってただけ。でも、今からサボる」
ボクは彼女の手を取った。
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