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4話

遅くなりました!今回は少なめです。


 ラセルさん達について行き歩く事1時間。

 ようやく僕らは街の門まで辿り着いた。

 街は大きな壁に囲まれており、そこに入口となる門が3つ存在するそうだ。

 門には入る為の許可を貰う為に並んでおり、僕らはその列の最後尾に並んだ。

 

 「壁大きいですね~、魔物対策ですか?」

 

 「ああ、そうだよ。ここら辺でオークやゴブリンが縄張り争いをしたりして被害が出るからね。」

 

 「それは怖いですね…。」

 

 オークやゴブリンか~。

 ファンタジーここに極まれりって感じだな~。

 ドラゴンとかもいるのかな?

 

 「あのここら辺ってドラゴンとか出るんですか?」

 

 「「「「ドラゴン???」」」」

 

 あれ?皆首を傾げてる。

 この世界に存在しないのかな?

 

 「ドラゴンってあのドラゴンかい?」

 

 「どのドラゴンかは分かりませんが、おとぎ話に出てくるドラゴンです。」

 

 そう言うと4人ともお腹を押さえて大笑いし始めた。

 え?何か僕おかしな事言ったかな?

 

 「くくく…ユウシ、お前ドラゴンみたいなのが存在してたらこの世界人間の住む所無くなってるだろろ。」

 

 「まあ、そうですね…。」

 

 「夢を壊すようで悪いけどドラゴンなんて居ないよ。」

 

 あ、やっぱり居ないのか~。

 ちょっと残念だけどまあいいや。

 僕らが雑談をしてる間に列は進み、ようやく先頭に立った。

 

 「お!ラセル達か!いつもお疲れ様。ん?そこの坊主は?」

 

 門番の兵士はラセルさん達を見て笑みを浮かべ、労いの言葉を掛けてきた。

 

 「初めまして。ユウシって言います。ラセルさん達には草原で助けられました。」

 

 「ユウシ君、ようこそディルドリアへ。君に魔王の加護があらんことを。」

 

 魔王!?どゆこと!?

 ちょっと〖鑑定〗!

 

 ディルドリア:街の名前。魔王の支配する第2都市。

 

 魔王に支配されてる都市!?

 え?どゆこと!?

 

 「どういう想像してるか分からないけど、魔王様は良い人だよ。」

 

 「あ、そうなんですか?」

 

 「うん。時々この都市にも来たりするから、運が良ければお会いすることが出来るかもね。」

 

 僕が明らかに困惑していると、ラセルさんが苦笑気味に教えてくれた。

 魔王って良い人なのか~。

 まあ、見た感じこの都市も良い街だし、1回会ってみたい気もする。

 

 「じゃあ、街に入ろうか!」

 

 「はい!」

 

 僕は魔王の第2都市、ディルドリアに足を踏み入れるのだった。

 

読んでくださりありがとうございます!

魔王の支配する第2都市、ディルドリア!

決して晩ご飯のドリアが元になって付けた名前じゃありませんよ!

ほ、本当ですよ?


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