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輝きを追い続けた高校生  作者: ユメ詩とふじもーのお話
3/4

暗闇を照らす。サンシャイン!

読んでくださり、ありがとうございます。

趣味で書いておりますので、もし読みづらい点などあれば、申し訳ありません。

指摘など頂ければ、改善していきたいです。

私は考えていた。この二日間で、事態は驚くほどに動いた。

たった二日だ。思い立ったが吉日などという言葉もあるが、あまりにも順調である。


嬉しいのだけど、変な勘繰りをしてしまう自分がいる。

だけど仕方ないだろう?誰だって良いことばかりあると、その後が怖くなるものだ。


そして彼女・・・翼の事を考える。

転校生として、彼女のおかげで私の中の踏ん切りがつき、屋上へと進んだ。

私の考えを察してくれたのか?そんなことを考える。

どんな感情であれ、翼のおかげで進むことができた。また一歩。


グループメッセージに送ろうかと思ったが、夜まで待つことにした。

そろそろ塾の時間である。



しかし・・・一つ要件も言わなければ、日数の事だ。

すでに親からの許可は得ている。後は、私から告げるだけだ。

きっと講師からは、親に連絡がいくだろう。だが、昨日の時点で、親は知っている。

これがもし逆の順序であったなら、事は面倒になった可能性が高い。

講師に話した。来月からの事を、そして勉強の用意を始めた。



塾が終わり、いつもの時間。

今日は色々とありすぎて、久々に疲れたと心から思った。

それでも今日これからの事、そして明日からの事。

考えるだけで楽しい気持ちになれた。


「ただいまー」 「えりか、おかえり」

いつもの母の声である。昨日の今日で、少し罰が悪いのだけど。

どうやら、父が上手く話をしてくれたかな?

私は、母に先にシャワーを浴びると言って浴室へと向かった。

いつからか、シャワーだけで済ますようになった。

お風呂に浸かるのは気持ちいいけど、時間の事を考えると、そこまで悠長にできないからだ。


20分も経たないだろう。終わった後に軽く髪を乾かし、居間へと向かう。

父もいつものように居間にいる。

「ただいま」「おかえりなさい」

ただいまの挨拶を済ませて、私は夕食にありつく。

今日は、サバか・・・特に好き嫌いはない。

そして好きな料理があるか?と言われても、美味しい料理は美味しいし

まずい料理は不味い。そんな感想しか出ない私だった。



携帯からの着信音が鳴る。この時間という事は、グループからだろう

私は、ご飯を済ませて、自分の部屋へと戻るのだった。


メッセージをみながら、勉強の用意とテレビとレコーダーの電源を入れる。

今日の録画は、音楽である。

アイドル達が大きなアリーナで歌っていた。とてもキラキラしている。

私は、音楽を聴きながら、メッセージを早速開いた。



「お待たせ、二人で何か話してた?」

過去ログを見てしまえばいいのだが、少し前の話題から会話に加わる方が、スムーズだ。

「こんばんわ、えりかさん」翼のメッセージ

「大切なことを話しているよ・・・!」夢乃の意味深なメッセージ・・・


一体なんだろう。勿体ぶる辺りで、そこまで大切なことでもないと考えた。


私たちのユニット名だよ!しかし、意外にまともな意見が飛んできた。


「先ほどから、とても悩んでいます。」

翼も悩んでいるようだった。確かにこれから三人一緒に音楽をするのだから、

なにかグループ名を決めていた方が、いいと思う。


なにかしっくりとくるような名前はないものか?


私たちの道を照らしてくれるような・・・


「サンシャイン!なんてどうかな?」

私は、メッセージを送る。


Sunshine・・・サンシャイン・・・3シャイン・・・

一瞬、ダジャレか!と心の中で考えたけど、良いユニット名だと思った。

夏に作られたグループとしても丁度いい。

二人の反応を待った。


「照らす者・・・3つの輝き・・・いいと思います。」

どうやら翼にも、名前の意味が伝わったらしい。


「ダジャレか!?でもいい名前だよ!」

夢乃にもツッコミを入れられつつ、高評価である。それでは、名前を変更していいか?

この名前にするかどうか、答えは三人とも一緒だった。


私は、グループの名前をサンシャイン!へと変更した。


そして大事なことが決まったけど、まだ決めないといけない事がある。


音楽というジャンルで集まったけど、更にその中で、なにをするのか?

私は、みんなで歌い。楽器を使うなら使いたいと言った。

みんなが、自分の音を出して音楽を作りたいと。



「私どうせならギターとか弾きたいなー!」夢乃の言葉

いつに間に弾けるようになったのだろうか・・・

彼女は、音に精通している。家に行ったら機材もあるかもしれない。


「私も曲作り協力します。歌詞など・・・と呼べるかわかりませんけど

家で作った歌を歌ったりしています。」翼の言葉


やっぱり・・・出来過ぎてるなぁ・・・と私は苦笑するのだった。


そして私も音楽を作っていた。最近では、ボーカロイドなどに音楽を歌わせる事も可能なのだ。

高校に入ってからは、休日にたまに程度だったけど。

それでも、編集技術、歌詞作成も、それなりにやってきたつもりである。


初めては、楽しい曲を作りたい、二人に確認を取る。

それでいこう!と二人は同意した。

こうして私達、サンシャイン!の活動が始まりを告げたのだ。



勉強をしながらだったけど、そこまで頭に入らなかったかも・・・

仕方ないと思いつつ、二人にまた明日と告げる。

時刻は、午前1時・・・時間が経つのは、早いなと感じた。



さて・・・布団の中に入って電気を消す。

今日も夢を見られるだろうか?


二日しか経っていない。二回しか夢を見ていないけど、この夢が好きになりそうだ。

現金なものだと自分に呆れるけど、感謝している。


夜に一度現実から離れるための言葉・・・

「明日良いことありますように」呟いて、私は、眠りに落ちる。




目の前には、光の玉。そして他になにもない。

三度目となると、慣れてきた。


たが、最初のような警戒心は、すでに持っていない。

逆に私は、今日の出来事を楽しく光に語り掛けた。


その中には、この夢に対する感謝の気持ちもあった。


ありがとう。しかし光は、言葉で答えてはくれないので、私の一方通行だ。



時間が流れているような虚無と呼べる空間。その中で私は、過去に目を向けた。

なぜ私は、高校で自分を偽るようになったのか、そんな事を思い返していた。


中学生活は、楽しいものだったと思う。

吹奏楽は続けられなかったけど、友人と遊んだりもして勉強に励んだ。


そうだな・・・今日の夢では、少し過去を振り返ってみよう。

きっとつまらない話だ。けど観客は、目の前の光だけ・・・

吐き出すことで自分も楽になれる気がした。


私は、一度息を吐きだし、静かに語り始める。



 私達は、楽しかった。

 友達ができて、中学という少し背伸びのしたい年頃。


 毎日誰かの家に遊びにいったり、 どこかへ遊びに行ったり

中学校の最初のころは、そんな毎日が続いた。


 だけど始めから、3年という期限の定められている中学校だ。

いつまでもこうして過ごすことはできないと知っていた。

それでも楽しい日々に、私達は、少しでも長くいたいと思った。


 でもそれは、もしかしたら過ちだったのかもしれない・・・

高校受験に向けての勉強が始まる。

 

 私は、国立志願だった。それが決して簡単でないことも知っている。

楽しい日々に、私は、早めのさよならを告げたのだ。

その後は、友達と遊ぶことも少なくなっていった。


 心の中では、ホントは遊びたかったけど、私はそんなに器用ではない。

暗記がものすごい得意だとか、数式の理解が早いとか、そんな人間ではないのだ。

勉強を積み重ねて、自力を上げる。それが唯一の道だった。


 たまに勉強を一緒にする子もいたけど、私と同じ勉強をしていたのは

夢乃だけだった。


 いよいよ受験が近づいてくると誰とも遊ばなくなる。

ただ勉強をして過ごす毎日だった。


 携帯の音はならない。みんな勉強をしているのか、それとも遊んでいるのか・・・

そんな思いは、片隅に置き、私は試験当日まで勉強尽くしの日々を過ごした。


 そして高校の受験に受かった。私はここでやっと肩の荷が、下りて一息つける。

そんな気がしたのだ。


 周りを見渡してみる。誰もいない。私の友達だった人は、いなかった。


 学校に集まる。みんなそれぞれの学校に進めるようだった。

同じ学校へと、これからもよろしくと。


 私の居場所がなかった気がした。行く場所が違うのだ。

知り合いで、同じ学校に進んだのは、夢乃一人だった。

それも高校になって知ったことだけど。


 それから高校生になってすぐに、私は帰り道で、彼女達を目にする。

彼女たちに連絡をする手段はあるけど、する気が起きなかった。

ただ一年以上前から更新されていないメッセージが、そこにはあった。


 私は、そこまで人に深く付き合うことをしなくなった。

心の中では、楽しく喋りたいと思っているのに矛盾している。


 だけど、高校の後には大学が控えている。

また同じような3年間なのだ。

人生というのは、なんだかんだ長い。

大学に入って親交を深めるという選択肢もあるだろう。


 それに一人かというとそうでもない。

夢乃がいたから、普段通り過ごしているけど、心では、とても感謝してる。

今は、翼もいる。人と深く付き合わなくなったと言いつつ

初日で、彼女と友達になっているのだから、結局のところ

本音では友達が欲しいのだろう。喋りつつ、私は笑ってしまう。


 私のお話は終わり

 光は、ただそこにいた。

私の独白を聞いてくれていたと思う。

ふー・・・と、私は息を吐きだした。


 こんな話をしても楽しくないけど、気持ちは楽になった。

それにこうして、過去を振り返ると、少しづつ、楽しい毎日になっている。


 明日になったら、また楽しい毎日にしよう。

三人で最高の夏にしよう。


 この想いに、名前を付けるとしたらどんな名前になるかな?

なんて変なことを考える。


 光にも言った。明日もよろしくと、この光は、私の道を照らしてくれた輝きだ。

優しく手を添える。目を瞑ると、この世界から引き離される。


 日照りに挨拶をされた。

毎日ニュースで熱射病で倒れた。というニュースを見るけど、それもよくわかる。

頭の上を触ってみると髪が燃えるんじゃないかと錯覚するほどだ。

日光さん。少しは休んでもいいんだよ?

逆に冬にでも元気を出すべきだろう。日光の暖かさが、一番必要とされる季節だ。


 私は、そんな事を考えながら、学校へと向かった。

教室に着くと翼がすでにいた。

早いな・・・私も結構早めに来てると思ってたけど。


 こちらに気づいた。

「おはようございます。えりかさん」

「おはよう。」

私は、すでに来ている生徒に挨拶を交わしながら、彼女とも今日初の声を交わす。


 昨日で、転校生騒ぎも収まりつつあるようだ。

これなら色々と話もしやすいだろう。


 私は、勉強の用意をしながら、翼に話しかけた。

「一日経ってみてどう?」

「楽しい日々になりそうです。」

明るくいってくれた。私もそうなりたいと思う。

「今日も良かったら食堂に行きませんか?」

翼からのお誘い。私は、頷いて夢乃にもメッセージを送る。


 二日続けて彼女と出かける。収まりつつあるとはいえ、噂になるだろう。

なにか理由でも考えておくか・・・

 そんなことを考えたけど、素直に言ってもいいかもしれない。

私は、自分がこんな考えをしたことに少し驚いた。

 

 今日が終わり、あと一週間すれば終業式だ。

期末テストの点数も問題ない。


 夏休み・・・その言葉に、私は心躍った。


 時間は流れて昼過ぎとなる。

私は、翼とともに教室を出た。

一日経っただけで、翼を気にする人はいなくなっていた。

私が帰った後に、彼女は教室に残っていたので生徒達と話をしていたのかもしれない。


 食堂に行くと夢乃がいた。

相変わらず早いな、授業が終わる時間は一緒のはずなのだけど


「おまたせ」「おまたせしました」

私と翼は、夢乃に話しかける。


「来たねー、それじゃー注文しに行こうか?」

せっかくなので翼に説明もしておいた方がいいだろう。


私はこの間のお礼も兼ねて、翼と一緒に注文を頼みに行くことにした。

「色々なメニューがありますね。それにどれも安い」

「学食にしては、メニューも多めだと思うよ。出てくるのも早いから、普段はここばっかり利用してるね。」

 

彼女に説明をしながら、列に並ぶ。瞬く間に、列は進んでいき。私達の番だった。

私は、Aセットにする。夢乃もAセットが良いと言ったので、同じものを頼んだ。

「それでは、私もAセットでお願いします。」結果みんなAセットだった。


これで学食の案内も出来たかな?これから利用するなら覚えておいて損はない。

私は、翼と一緒に、テーブルまで料理を運ぶのだった。


テーブルに着くと、私達は話し始める。

学校の中で、自由に取れる時間は、昼時しかないのだ。

学校終わりでも、私の塾が続いているうちは、ほとんど時間を取れない。


今ある短い時間で、私達は会話をする。

「結局昨日のうちに色々と決まったけど、音楽をする中で、一番大事なことがあるよね」

夢乃は言う。

「音楽・・・そのものをどのような曲にするか?」

翼が答えた。

明るい曲など言ってみても、その種類は山のようにある。

まずは、私達の作る音楽を決めなくては。

ただ私は、自分の中では決まっていた。

ちょっと恥ずかしい、でもテレビで観てるとなにより輝いているんだよ・・・

「アイドル・・・みたいな曲・・・」

もっと他に言い方があったんじゃないかと言った瞬間に後悔した。

なによりも恥ずかしい。別にアイドルになりたい訳ではないのだ。

ただ、沢山聞いてきたから、歌詞などを思い浮かべることもできそうだった。

「歌詞を色々と作れそうな気がして・・・」

少し自分にフォローを入れておく、嘘は言ってない。


「アイドルにしても色々あるからねー・・・」

夢乃は言った。そうだ、アイドルと言ってもわかるのは、観てきた私くらいだろう。

「でも歌詞を作るのは、えりかだね!だから作って見せてほしいな!そしたら色々と浮かぶと思うし!」

夢乃が言ってくれた。そうだ・・・ないなら作ってみればいい。

「私も、賛成です。えりかさんの歌詞を見てみたい。歌ってみたいです。」

そんな笑顔で言われると、プレッシャーにもなるけど・・・

「わかった!歌詞作ってみる!」

私は、歌詞を作ることに決めた。まずは自分で想いを歌にしよう!

「お!いいねー!えりかは笑顔なら可愛いし!いけるよ!」

別にアイドルになりたい訳ではない、なにより私自身、私より可愛いと思っている二人が目の前にいるわけだけど、素直に褒められて悪い気はしない。

あと、笑顔ならってなんだ。


ご飯を食べ終わり・・・私達は会話を弾ませた後に、教室へと戻る。

「えりかさん、もし協力できることがあれば言ってくださいね?」

「ありがとう。とりあえず最初は、いけるところまでやってみるよ」

彼女の優しさに感謝する。

もしかしたらこの曲が、私達の最初の曲になるかもしれない。

私達の音楽活動は、始まったんだ。

まだ一週間も経ってないから、実感が湧かなかった。

頑張ろう・・・!私は心の中で、自分に喝を入れる。


 それから5・6時限目は、勉強に集中して、塾へと向かうことにした。

翼とも帰りの挨拶をして、今日の夜は、少し歌詞作りに集中してみる。

そう夢乃にも携帯で伝えて教室を去った。


 塾まで、まだ時間があった。

私は、普段から好きな音楽を流す。

どうせなら自分の好きな音楽の方が、良い曲ができると思ったからだ。


 塾の時は、勉強に集中して終わると同時に、歌詞の事を考える。

自宅についてもそれは変わらない。

シャワーを浴び、ご飯を頂き、そして自室で勉強をする。

時刻は0時を過ぎた。今日の復習は、このくらいでいいだろう。


 頭の中に、歌詞の事が浮かび始める。

勉強用のノートとは別に、歌詞用のノートもできた。

進み具合で言えば、圧倒的に勉強ノートだったけど。

 

 私は深呼吸した。今日の夢で私は、歌詞を作り上げたい。

明日は、土曜日そして日曜日とくる。

できれば、今日で形にはしたかった。

今日私は、夢を見れる?できれば応えてほしい。


私は眠りに落ちる。


そして同じ世界だ。また光と私だけの世界。

他は何もない。そんな言葉が似合う場所。


だけどこの場所にこれた。

私は早速、自分の想いを歌詞にする。

しかしノートがない。どうしたものか・・・

地面は砂で、できていた。私は時間がかかるが、指で歌詞を書くことにする。


きっと長い時間が流れている。

しかし夢の中だと思うと気も楽だった。

たとえ、起きた時にいつもより長く寝ていても、今日は休日である。

それよりもこの場所は、落ち着いた。

歌詞を作る環境という意味で適した場所と言える。


私は今日思い描いていた、歌詞を書き並べていく。

それは私達の始まりの曲?




曲名「輝きの道しるべ!」


大事なことを探して 私達は巡り合えた

簡単ではないだろう それでも諦めるなんてできない

辛い時もあるだろう けどもう一人じゃないんだ

今を楽しいと感じる 気持ちではだれにも負けないさ


それは誰もが、描くものなの?

それは誰もが、見てるものなの?

これからの未来を 私と進もうか?


この想いに名前をつけようよ

それはきっと 大切な夢の絆

もし倒れても 終わりじゃないよ

大切な人が 支えてくれたね


物語を(紡いでゆこう)

光へと(輝きに向かって)

また・・・新しい明日が始まる


日々の中で 悲しみに暮れるときもあるよ。

悲しい未来 そんなものは見たくないね

あの星のように 私も輝いてみたいよ

退屈な日々を 楽しくしたいよ


私は 何かを変えられるだろ?

私とあなたで 変えられるだろう?

想いを乗せ歌おうよ この場所から

今 私達は飛び立つんだ!(輝きへ)


この想いに名前をつけようよ

それはきっと 大切な夢の絆

一緒にいこう まだまだ先へ行けるさ

どこまでも 道は続いてるよ


私の夢が 一つ叶った。

ここにいるみんなと 歌えたこと

だけどゴールは ここではないよ

次のステージへと 今 飛び出そう!

 

この想いに名前をつけようよ

それはきっと 大切なユメノツバサ

もし終わっても また飛んでみよう

次の未来が 私達を待ってる


物語を(紡いでいくんだ)

光へと(輝きに向かって)


あの夢へと(想いを運ぼう)

光へと(翼はあるから)

行こう! 新しい明日が見えた!




歌詞が終わった。

夢の中で、私は一人歌ってみる。

けどこの曲は、一人では歌えない曲だ。

三人で歌う曲なのだ・・・私達のはじめてに、丁度いい曲が、できたと思う。

早速二人に言ってみよう。


観客の光は、なにも言わない。それでもありがとう。

私は感謝をして、夢と別れを告げる。


問題は、起きた時に、私がこれを、全部覚えているかだけど。

でも忘れない気がした。

この想いを決して忘れたりなんてしない。私はそう感じた。



また・・・日光に起こされた。

時刻はいつもの起床時間より10分遅いだけ・・・

長い間いた気がするのだけど。

ただ時間を有効に使えるのは、ありがたい話だ。

私は早速、夢で作った歌詞をノートにまとめたのだった。


「これでよし」

きっと二人ともびっくりするだろう。一日で歌詞を作った。

私は、サンシャインのグループへとメッセージを送る。

返信は、二人とも早く来た。

夢乃は、これから部活動みたいだ。

翼は、可能みたいだけど・・・


どうせなら二人一緒の方がいいだろう。

私達は、部活終わり、夕方から会う約束をした。

待ち合わせ場所は、学校最寄り駅の喫茶店。


今からとても楽しみだ。

私は、時間が来るまで、勉強でもすることにした。



こちらでは、三話ですが、10話までただいま、出ております。

理由は、一話ずつの長さの違いですね。

これからもよろしくお願い致します。

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