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憩いの酒場と遊び場所

ホシちゃんノーちゃん登場!

まあそれはいいとして、次回はオフザケ回にしようかと思ってる!

今もふざけてるとかいうのはなしで。

ちょっと前の二人組が脱落して2時間後、四階層完成である。

あの二人組は三十分しか探索してないから、あと三十分は侵入者が来ないな。

ざっと確認するか。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■前■次穴□罠□罠□罠□罠□罠□罠□罠□穴■

■□■罠罠罠■穴■■■■■穴■■■■■□罠■

■□■■■■■□■□□□罠□罠罠■穴□ボ罠■

■□□□□□□□□□罠□□□□□穴罠罠□■■

■穴■■□■■穴■□□□穴□罠罠■罠□■■

■宝□■□□■宝■■■■■■■■■■□■

■穴□■穴□罠□罠罠罠穴罠□□□□□□■

■□□■□□■□□□□□□□罠□罠□■■

■□穴■罠■■■■■■■■■■穴■罠■

■□□□□隠□□□穴□□□穴□宝穴□■

■■■■■■隠■□罠罠■罠■罠■■■■

■宝罠罠罠罠罠■□□□穴□罠□■

■■■■■■■■■■■■■■■■



こんな感じかな。

■は壁で、罠は【毒床】【麻痺床】【トゲ床】【回転床】【睡眠トラップ】【召喚トラップ】オール100ポイントである。

罠は何が発動するかはランダムで設定してある。

穴は前回と同じく入口の魔方陣まで転移する様になっている。

罠と床は踏むまで何の変哲もないただの床でしかない。

そして、ランダムで召喚したモンスターは【スライム】×2【グリーンスライム】×2【ゴブリン】×5【オーク】×3【グリフォン】×1【ミミック】×2の合計15体である。

このダンジョンで5500P消費だな。

グリフォンにはボス役をしてもらう。

てか、グリフォンとミミック以外言うこと聞かない。

ちなみに、ミミックは罠のところで宝箱に擬態してもらっている。



☆☆☆☆☆



グリン

種族:グリフォン

LV0

HP1000

MP420

ATK:280

VIT:199

INT:201

DEF:172

MDF:149

AGI:475

DEX:108

LUK:200

戦闘スキル:啄む、羽ばたき、突進、カマイタチ

特殊技能:【飛行】

魔法技能:【風魔法・LV5】

技能:【騎乗】

称号:【空を駆ける獣】


【飛行】飛びます!以上!

【空を駆ける獣】時を○ける少女の親戚www(笑)



☆☆☆☆☆



グリンの能力じゃボスに向いてないと思うだろ?

だけど、場所を考えて欲しい。

落とし穴と罠のある場所で、空を飛び風魔法を使うモンスター。

意外と難易度高いぜ?ちなみに、倒して落とし穴に落ちたら、もう一回戦わないといけない。

今思った、このダンジョンいやらしい。

まっすぐ行こうとすると罠があり、遠回りしようとすると戦闘、宝箱が見えるからといって進むと振り出しに戻され、やっと終わると思ったら落ちて行く。

どうよ?

で、この階層に入って一番最初に目にする宝箱には、ドラ○エ仕立ての【いのりの指輪】である。

比較的簡単に手に入る宝箱には、【破魔のロザリオ】が入っている。

MDFを5%上昇、闇系の魔法ダメージ20%減の効果がある。

隠された宝箱には、使えばHPを100回復出来る【祝福の杖】が入っている。

壊れることはないし、戦闘中限定とかでもないし、MPも消費しない。

ただ一回使うと一分の待ち時間(クールタイム)が必要。

最後に取らせる気あるのかよと思う場所にある宝箱には、光の精霊を付与したミスリルの剣、別名【光の剣(笑)】だ。

掲げると敵と判断した相手に10秒の目晦まし効果がある。

一回使うと10分の待ち時間が発生する。

この階層の説明はこんな感じかな?

あ、モンスター達はボスより前をウロウロさせてある。

よし、まだ10分残ってる。

5階層を創ってしまおう。



◇◇◇



パパッと完成。

【酒場LV3・6000】【カジノLV1・10000】で、ダンジョン入口魔方陣の後ろの隠し部屋と繋がってるようにした。



      先

      □

     板□□

     □□□

     □魔□

     □□□

      隠

■■■■□□□□□

■鍛冶入□樹帰畑□

■■■■□□□□□

宝ボ隠□□■■■■

■■■□□入■■■

■カ■□□■■■■

■ジ入□次■酒場■

■ノ■□板■■■■

■■■□前■■■■



こんな感じだ。

帰はダンジョン脱出用魔方陣となっている。

ここのボスはデュラさんだ。

普段からいるわけではなく、隠しがばれた時に転移するようにしてある。

宝箱には、氷の精霊を付与した穂先だけオリハルコンの槍だ。

壊れやすいが、ここの鍛冶屋に持ってこれば俺が直す。

デュラさんの戦闘経験と金を手に入れることができるのだ。

カジノLV1はポーカー、ルーレット、スロットの基本3点セットのみだった。

暇になったらすごろく場も造ろうと思う。

ミーアに酒場を任せる。

このフロアは攻撃禁止の結界を何重にも施してあるので、神でも来ない限りは安全だ。


「じゃあ、頼んだ」

「は~い。ねぇ、余裕があったらでいいんだけど、手伝いが出来る魔物召喚してくれないかしら?大きいから流石に一人は無理よ~」

「あぁ、後で召喚しとくよ」


すぐに召喚してあげたいが、なにか嫌な予感がする。

そして、次の挑戦者が入って来た。


◇◇◇


今回は、着物を着て大鎌を持った美少女と天女の様な衣装で背中に翼の生えた美少女の二人組だった。

この世界には翼人族という背中に羽の生えた種族がいるので、この二人組は珍しくない。

が、アイリスは鑑定眼で見てしまったのだ。

ありえないモノを。



☆☆☆☆☆



表示不可

種族:表示不可

LV?

HP?

MP?

ATK:?

VIT:?

INT:?

DEF:?

MDF:?

AGI:?

DEX:?

LUK:?

戦闘スキル:表示不可

特殊技能:表示不可

魔法技能:表示不可

技能:表示不可

称号:表示不可



☆☆☆☆☆



二人とも、これである。


「俺死んだかもしれん」


思わず呟いてしまった。

二人組は進み、すごろくの方へと向かっていった。

ウルフは本能的な恐怖で一歩も動けないで見過ごしてしまった。

アレはしょうがないな。

二人はすごろくを始めた。

今しか時間が無い、どうにかして追い出さないと!

出会った瞬間死ぬのが確定している相手をどうやって退ける!?

この危機的状況をどうにかできる方法はないかと探していたら、すごろくがクリアされていた。

しかも二人ともに。

アイテムは取らなかったようだ。

意味が分からないぞ!?

何しに来てんだあの人外ども!?

二人組はすごろくに満足しきれなかった感じで、出入口の魔法陣に向かっていく。

助かった……なんで魔方陣スルーした?

あ、隠し扉が……え?



☆☆☆☆☆



「ねぇねぇ~新しいすごろく造って~?」

「流石にアレだけじゃつまらないです」


何故だ、何故目の前に正体不明の二人組がいるんだ?

俺、何か悪いことした?

とりあえず答えないとヤバいか?

そんなすぐにすごろくなんて造れないし、カジノで遊んでもらうか。


「えっとだな、すごろくは造るのに時間がかかるから、もう何日か後になると思うぞ?まあ、どうしても遊びたいならカジノで遊んだらどうだ?そこにあるから」

「「カジノ?」」


首を傾げる仕草は可愛いと思うよ。

可愛いだけど、生きた心地がしない。

とにかく、この二人にカジノでの遊び方を教えよう。

ここのカジノはこんな感じの構造だ。



■■■■■■■■■■■■■

■□□□□□□□■交□□■

■□ポ□ポ□ポ□■換□□■

■□□□□□□□■■□□■

■□□ルー■□□□□□□■

■□□レット□□□板□□入

■□□□□□□□□□□□■

■□□ス□ス□□■■□□■

■ス□ス□ス□□■景□□■

■□□ス□ス□□■品□□■

■■■■■■■■■■■■■



スロットはドラ○エのように1コイン、10コイン、100コインのスロットがある。

ルーレットは複数人でやるのでかなり大きめだ。

ポーカーはドラ○エ式ポーカーだ。

あ、店員どうしよう。

サキュバス?いや、劇場向きだろ。

何かいないか……とりあえず俺がやるか。


「ここでお金をコインに変えて遊ぶんだ。レートは1Gで1コインだ」

「ほへ~幾ら変える?」

「どうせまた来るだろうし、100000ぐらいかな?」


ポンと大金を出してきやがった。

ホントに何者なんだこの二人?

二人でスロットを遊び始めた。

何とか出て行ってもらわないと、安心できない。

にしても、あんな化物がいる世界なのか。

デュラさんにはもっと強くなってもらわないと……

闘技場でも造って戦闘経験を積ませるか?

……良いんじゃないのか?

十分後、二人組はポーカーをやりたそうにしていたので、ディーラーをやる。

これはかなり楽しめているようだ。

役が揃ってからのダブルアップチャンスを楽しんでいる。

まあ、上か下かを当てるの意外と楽しいよな。

ミスると泣きたくなるけど。


「あぁ!!私の5000枚が!!」

「2500枚で我慢すればよかったのに……あ、600枚で下ります」


◇◇◇


「楽しかった~」

「良い息抜きになりました」

「それは良かった」


カジノで遊び始めて1時間後、二人は帰るようだ。

遊んでいろいろ話した結果、危険人物ではないことが判明。

自然体で会話できるようにまでなった。


「次来るときは、もっとデカいすごろくとかカジノ用意しとくよ」

「わ~い。あ、そう言えばカジノってポイントいくつだった?」

「あ~カジノはこれで10000Pだったな。ん?なんでポイントのこと知って……」

「そっかそっか!1000000Pあげるからもっと楽しめるところ造ってね!」

「ホシちゃん、それはサービスし過ぎじゃない?まあ、私も遊びたいけど……」

「ノーちゃんは真面目なんだから~楽しませてくれる人を優遇する!これが私のやり方だよ!!」

「……ホシちゃん?ノーちゃん?」

「じゃあね~」

「あ、ホシちゃんったら……私も失礼しますね」


二人は、転移魔法ですらない方法で消えた。

……………いや、え?


★現在の所持ポイント・1033894P★

ノーちゃんの呟き


今日は1時間ぐらいだったけど楽しかったです

そういえば、ホシちゃんがカジノについてあんまり知らなかった理由なんですが、どうやら前任の方が転生者に聞いて設定だけしていたモノらしいです。

まあ、前任がいたと言っても100万年ぐらい前の話なんですけどね。

前任の方が管理していた時は転生者が何人も来ていましたが、ポイント項目を使える人がいなかったみたいですね。

というか、前任の方がめんどくさがって能力を勝手につけて転生していたらしいです。

ホシちゃんが担当するようになって、転生者来なくなってましたからね。

でも、ホシちゃんが転生者を送りたがってるみたいです。

アイリスさんのダンジョン作成速度を上げる為に、強い転生者が欲しいみたいですね。

どうしましょう?

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