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新たな住人と到達者

ダンジョン構造を画像にしたいけど、いまいちやり方がわからない。

みてみんさんに登録しないとダメなんですよね?

画像化出来たら、35・25マスよりもっと大きなダンジョン構造を作るんだ……

二十階層が完成し、ホシちゃんとノーちゃんが帰ってから数分後、兵士っぽい男を拾った。

死にかけていたので、回復してサキュバス達に面倒を見させる。

サキュバス達は渡された兵士の顔をジッと見つめ、徐々に視線が下がっていき足と足の間に固定される。


「……ぅ……ここ、は……」

「普通の男にとっては天国だと思うから、頑張れ」

「……ぇ?」


兵士が状況を整理し理解する前に、サキュバス諸共転移する。

遠くで生娘の様な男の悲鳴が聞こえたが、俺の安全は保障されたので良しとしよう。

ん?この感じ……四階層か?

五階層に来そうだな。

一応確認しておくか。


「五階層に転移っと」


さて、来るまで暇だな。

二十階層の確認でもしておくか。



■■■■■■■■■■■

■魔■宝■次■宝■戻■

■檻■檻■檻■檻■檻■

■□□□□□□□□□■

■□□□□□□□□□■

■□□□□□□□□□■

■□□□□□□□□□■

■□□□ボス戦□□□■

■□□□□□□□□□■

■□□□□□□□□□■

■□□□□□□□□□■

■□□□□□□□□□■

■■■■■扉■■■■■

    ■□■

■■■■■扉■■■■■

■宿 □□□□□ 店■

■■■□□□□□■■■

■□□□□□□□□□■

■ギ■ギ■ギ■ギ■ギ■

■⑥■⑦■⑧■⑨■⑩■

■■■■■■■■■■■

■①■②■③■④■⑤■

■□■□■□■□■檻■

■□□□□□□□□□■

■■■□□□□□■■■

■宿 □前□魔□ 店■

■■■■■■■■■■■



ここら辺は今まで特に変わりはない。

精々、檻はボスを倒さないと開かないってぐらいだな。

ギは鍵付き扉で、①~⑤の魔法陣で行ける場所にカの鍵が置いてある。

とりあえず、そのぐらいだな。

あ、宝箱には金、武器、鎧、アイテムがランダムで入ってる。

戻がここより下のセーフティーエリアに転移する魔法陣。

魔は、檻側からの一方通行で、最初の進む道の選択をすることができる。

⑤はボスを倒してからのボーナスステージみたいなものだ。

で、ここのボスはひゅっちょんことヒュドラだ。

ホシちゃんが勝手に召喚してきた。

好物は金のリンゴらしいが、普通のリンゴでも問題無いらしい。

強いのは分かるしゆうことを聞いてくれるからいいんだけど、こう、なんか、もう隠す気が無いと言うかね?わかるだろ?誰に言ってるか分からないけど。

……もういいや、さっさと紹介しよ。



■■■■■■■■■■■■■■■

■      ◇   ◇◇⑥■

■ ◇◇ ◇    ◇★  ■

■☆◇ ◇カ◇◇ ◇  ◇◇■

■◇  ◇  ◇ ◇ ◇◇ ■

■  ◇ ◇     ◇  ■

■ ◇   ◇ ◇ ◇  ◇■

■①  ◇   ◇   ◇◆■

■■■■■■■■■■■■■■■



◇は透明な壁。

◆は宝箱のレプリカ。

★は☆のレバーを起動することで開く透明な壁。

ぶっちゃけ、一番当たりルートと言えば当たりルートだけど、透明な壁と一体化しているインビジブルカメレオンとかいうのを何時もの様に呼び出し、配置している。

直接的な戦闘力は無いが、上手く素肌に噛み付けば毒、麻痺、封印、衰弱の状態異常を引き起こすらしい。

封印っていうのはそのまんま魔法の類を使用でき無くなっている状態で、衰弱は全ステータス半減だ。

回復役が最初に噛まれたら、このルートはほぼ詰みだ。

全部で20匹ぐらい放し飼いしてるからな。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆                    ◆

◆ 宝□                 ◆

◆                    ◆

◆                    ◆

◆       ◇◇◇◇◇◇◇      ◆

◆       ◇     ◇      ◆

◆       ◇  □⑦ ◇      ◆

◆       ◇  □□ ◇      ◆

◆       ◇     ◇      ◆

◆       ◇◇◇◇◇◇◇      ◆

◆                    ◆

◆◇◇◇◇◇               ◆

◆◇   ◇  ◇◇◇◇◇        ◆

◆◇ □ ◇  ◇   ◇        ◆

◆◇   ◇  ◇ □ ◇        ◆

◆◇◇◇◇◇  ◇   ◇        ◆

◆       ◇◇◇◇◇        ◆

◆                    ◆

◆                    ◆

◆  ◇◇◇◇◇             ◆

◆  ◇   ◇             ◆

◆  ◇ □ ◇             ◆

◆  ◇   ◇ ◇◇◇◇◇       ◆

◆  ◇◇◇◇◇ ◇   ◇       ◆

◆        ◇ □ ◇    □□ ◆

◆        ◇   ◇    □カ ◆

◆        ◇◇◇◇◇       ◆

◆◇◇◇◇◇◇◇             ◆

◆◇     ◇             ◆

◆◇ □□  ◇             ◆

◆◇ ②□  ◇             ◆

◆◇     ◇             ◆

◆◇◇◇◇◇◇◇             ◆

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



こちらのステージは全面空になっている。

このステージに入ると一時的に妖精みたいな羽が生えて飛べる様になる。

◇の範囲から出ると5分以内に戻らなければ羽が消えるようになっている。

あと、◇範囲内なら常に飛び続けられるが、あまり進まな過ぎると墜落する仕様だ。

ちなみに、元から飛べる種族も墜落する時は墜落する仕様だ。

まあ、これだけだと簡単なので飛べるモンスターを10体ぐらい召喚してある。

戦わないとやられるが、戦うと墜落するみたいな感じだ。

普段飛んでない種族が飛びながら戦えるかっていうのも気になるところ。

◆はその先には何もないっていう境界線として表示しているだけだ。

おまけとして、一時間以上いると曇り始める。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■

■□■■■■■■■■■■■■壊■■■■■□■

■□■□□□■□□□□□■鍵□■□□□■□■

■□■□■□■□■■■□■■□■□■宝■□■

■□■□■□■□■◇□□■宝□■□■■■□■

■□■□■鍵■□■■■■■■□■□□□隠□■

■□■□□■■□□■鍵□■□□■■■■■□■

■□■■□□□■□□■□■隠■■武器■□□■

■□■宝■■□□■□■□■□□壊 屋■扉■■

■□■□□□■□■□■◆■■□■■■■□□■

■□■■■□■□□□□□■■□□□□■■扉■

■□■□隠□■■■■■□■□□■□□■□□■

■★■☆■□■□□□■□■□■□□□■扉■■

■□■■■壊■□■□□□□□■□■金■□□■

■□■□□□■□□■■■■■■□■■■■□■

■⑧■槌■□□■□□□□□□穴□壊□□壊□■

■■■■金■□□□■■■■■■壊■■■■□■

■③□□□隠□■□□□□□□□□□□□穴カ■

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



このステージの扉は鍵で開くことができる。

壊は少しヒビの入った壊せる壁。

槌は壊の壁を壊せるハンマー的なので、壊せる回数は三回となっている。

欲をかいて壊すところを間違えると進めなくなる。

ここの武器屋はちょっとレアモノを扱う予定。

☆のスイッチで★の扉が開き、◇のスイッチで◆の扉が開くようになってる。

金は金塊で、まあ、簡単に言っちゃうと課金用だ。

ウチのダンジョン金は使わせるのに稼ぎ難いからな。



   ■■■

   ■⑨■

   ■□■

■■■■扉■■■■

■□□□□□□□■

■□□◆◆□◆□■

■□□中ボス◆□■

■□◆□◆□□□■

■□□□□□□□■

■■■■扉■■■■

   ■□■

   ■④■

   ■■■



◆は柱になっていて、ここの中ボスはサイレントスコーピオンという黒く大きなサソリで、透明化の能力を持ってる。

大きいと言っても、大体四メートル程度の大きさ。

柱に隠れてから透明になって、柱から天井まで登って不意打ちが基本だ。

ここは中ボスを倒したら終了。



 ■■■

■■⑩■■

■宝□金■

■宝□金■

■◆□◆■

■宝□◆■

■宝□金■

■宝□金■

■◆□金■

■宝□金■

■■⑤■■

 ■■■



◆は宝箱や金塊に化けた魔物だ。

それ以外は、完全にボーナスステージになってる。

ダンジョンならこういうのがないとな。

こんなところか?

あ、五階層に来た。

ん?どっかで見たことあるな。

勇者、戦士、武闘家、盗賊、魔法使い、僧侶の堅実メンバー……あ、盗賊の直感がヤバい勇者パーティーじゃね?

そういえば、盗賊さんは一人で来なかったな。

まあいいか。


「こ、ここは?」

「五階層到達おめでとう」

「え?人?なんで?」


勇者が俺の登場にかなり戸惑ってる。

盗賊以外のメンバーもポカンとしてる。

まあ、あの二人から聞いた情報によると、ダンジョンに人は住めないって話だしな。

サッサとセーフティーフロアの説明を済ませよう。


「このダンジョンには、この階の様な戦闘禁止エリアが存在しております。このエリア内では魔物も普通に生活してますので、ご注意ください」

「は?」

「先に進むもしばらく休むもご自由に。では、私はこれにて失礼」

「ちょっと待―――」


盗賊の嬢ちゃんがジッとこっちを見てたので、勇者君を無視して十八階層に転移した。

盗賊ちゃんのあの目……このダンジョンで俺がかなり重要だと確信してる目だった。

勘が鋭い女っていうのは、やっぱり恐ろしいな。

勇者御一行は休息を選択したらしく、特に見るモノも無かったので依頼板に適当な依頼を張っておく。

ペタペタしていたら、視界の端に攫ったもとい勧誘した兵士がフラフラと歩いていた。


「アンタ、大丈夫か?」

「……じゅ、充実、して、おります」


精根尽き果ててるじゃねぇか。

彼には頑張ってもらわないと、俺が襲われる。

時魔法と結界で常に万全の状態になってもらう。


「こ、これは!?」

「彼女達の相手をするのに、普通の人間じゃかなりきついだろ?」

「……まあ、一周するだけで死にかけでしたけど」

「だから魔法で最高の状態を保てるようにした。アンタに死なれると困るし、彼女達にも満足してもらわないと俺が危険だ」

「……つまり、俺は貴方の代わりということですか?」

「そうなるが……嫌か?」

「人生で一番充実しております」

「よろしい。これからも彼女等を満足させておいてくれ。この階層に男の冒険者達が来るようになったら、何か別の仕事でも考えておくよ」

「わかりました。ところで……この魔法って、副作用とかないですよね?」

「……………男達が早く来るのを祈るんだな」

「……………マジですか」


彼の背後にサキュバス達が見えたので、五階層の鍛冶屋に転移する。

これは逃走ではない、明日への前進。

ちなみに、副作用はメリットとデメリットがある。

メリットは常に健康で、疲れ知らずで、歳をとらなくなること。

デメリットは子供が作れなくなり、レベルが上がらなくなる。

こんなところだ。

レベルで思い出したが、俺もレベル上げないと……そろそろレベル上げしたいな~

とりあえず、宝箱に入れる武器防具でも作るか。

ホシちゃんの暗躍


アイリスお兄ちゃんと遊ぶのはホントに楽しいな~

ホントは楽しい気分でずっといたいけど、邪魔なのがウロチョロしてるみたいなんだよね~

プチッとヤリたいけど、それをやると他の奴らがうるさいからな~

無視して放置しておいただけなのに、気付かれてないと思って調子に乗っちゃった羽虫ちゃんは……とりあえず、フルボッコにするお(゜∀゜)

そう言えば、異世界の勇者君はどうなったかな?

ん~まあ、どうでもいっか!興味ないしね!

楽しみの為に、つまらないことはさっさか終わらせるんだっちゃ♪

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