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拝啓、ホシちゃんとノーちゃん……友人が出来ました。

遅くなってしまった。

投稿中の作品の続きが思いつかない……わけじゃない。

ただ、最近ポケモンの救助隊にハマってしまって……書く暇がない。

サーセン。


デュラさんの成長度がチートっぽくなってる。

まあ、後書きになんでそうなったのかホシちゃんが言ってますんで、最後まで見てね?


あと、前の話のあとがきを普通のあとがきにしてたので、修正してホシちゃん&ノーちゃんの出番にしました。

良かったら見てね?

「お主が、この迷宮の主でよいな?」


セーフフロアにて化物竜人のベルセルクと出会った。

筋骨隆々、強者の風格、戦闘経験皆無の一般人にも分かる殺気。

コイツはヤベェ。


「そうだ、と言ったら?」

「試させてもらう」


金属と金属のぶつかり合う甲高い音が響く。

俺の首元でベルセルクが何時の間にか持っていた剣と、デュラさんの魔剣が火花を散らしていた。


「ほぅ……手加減しているとはいえ、たかがデュラハン如きが止めるか」

『……』


怖くて動けないので、デュラさんの今の実力の確認をしておく。



☆☆☆☆☆



デュラさん

種族:デュラハン

LV52→133

HP37500→85800

MP28300→67200

ATK:7290→25800

VIT:8801→31100

INT:6944→23100(+500)

DEF:4053→19000(+500)

MDF:3800→16050

AGI:10002→39400

DEX:3101→17000

LUK:666

戦闘スキル:闇の魔剣召喚(種類多数)

特殊技能:【物理無効】【闇無効】【光弱点】【闇の羽衣】【顕現】

魔法技能:【闇の極意】【黒の世界】

技能:【夜特効】【夜散策】【守り刀】

称号:【闇夜の守護霊】【剣の証】【忠誠を誓う者】【限界突破者】


【黒の世界】超高位次元異能、別名【黒の神の欠片】を使用できる、いろんなモノを超越した証。

神には効かないけど、それ以外には絶対に効くよ!

【守り刀】他者を守る時はDEFとMDFが2倍!

【剣の証】剣を十全に使える者なり!

【忠誠を誓う者】忠義の嵐!!

【限界突破】モンスター限界LV100を超えた証。



☆☆☆☆☆



デュラさん……お前に何があった?

闇の世界ってなんだ?

もう、お前がここのボスだよ。

俺、もう命令できないよ。

そして、今夜だから全能力3倍だよ。


「んん?おかしいな……鈍ったか?」

『……』


ベルセルクは力押しで何とかしようとしているが、今のデュラさん相手では全てで負けている様なモノなので、ビクともしない。

首を傾げつつも、一旦距離をとった。


「……あ~今、夜か。にしても、ちょっと強すぎる気もするな」

『……盟主殿、排除の許可を』

「いや、ダメだから」

『ですが……』

「まあ落ち着いて。え~ベルセルク殿、と呼びますがいいですか?」

「ほぉ……よく吾の名前が分かったな。看破のスキルでも持っておるのか?いや、それだとレベル差で何もわからん筈」


看破ね。

アレ、説明酷かったから取らないで観察眼の方にしたんだよね。

確か……相手より強ければ、スリーサイズだろうと過去の大失態だろうとドMとして何がされたいかだろうとわかりますwww(笑)……だったはず。

観察眼は普通だったし。

普通だよな?


「とりあえず、ベルセルク殿の目的を聞いても?」

「ん~?吾の目的か?お主が迷宮の主に相応しいかどうかの試験だな」

『貴様……』

「落ち着けって」


殺気立ってるデュラさんを俺の後ろに待機させて、何とか宥める。

ベルセルク殿は、ちょっと脳筋臭がするな。


「試験するのは良いんですけど、俺自体は戦闘なんてできませんよ」

「それはさっきの攻撃に反応出来てなかったからわかってる」

「そうですか。魔法なら自信ありますけど、俺が今までしたことなんてダンジョン創るぐらいですから」

「何?ダンジョンを創る?ダンジョンなんて最初からあるだろ?」


この人は、最初の設定の時にダンジョン選択したのかな?

俺は穴選択したからどんなもんか知らんし。


「俺は最初の設定の時、穴を選んで一からダンジョン創ってるんですよ」

「設定?穴?何の話だ?」

「……ん?」


なんだろう……俺、勘違いしてる?

そうだ、アレについて聞いてみればわかるか。


「ホシちゃんとノーちゃんって、知ってます?」

「誰だそれは?」


もしかして……俺ってこの世界でイレギュラー?

ホシちゃんとノーちゃんの策略か?

ど、どうしよう?


「なんか、いろいろ事情がありそうだな……言っておくが、吾はここ30年ほど一人で鍛錬してたから難しいこととか最近のこととかは知らんぞ」

「あ~とりあえず、お茶でも飲みます?」


◇◇◇


ベルセルク殿にいろいろ教えてもらった。

話してみれば意外と良い人だというのがわかった。

まあ、出会い方がアレだったので、デュラさんは敵意バリバリだけど。

ずっと後ろで警護してくれてる。

教えて貰ったことは、他にも迷宮はあるが30年ほど前から一切増えていないらしい。

30年以上前の迷宮では、気付いたらすでにダンジョン内に居て、自分がそのダンジョンの主であるということがわかってる感じだったらしい。

ポイントについて聞いてみた結果、そんなモノ知らんとのことだ。

大抵が迷宮から出て、人間の住んでいる村や町などを襲撃してそこに住むらしい。

ほとんどのダンジョンからは、主の命令に忠実なモンスターがほぼ無尽蔵に出てくるので、ダンジョンの主は国相手に戦争を仕掛けたりすることも多々あるらしい。

つまり、この世界のダンジョンは残してると無限にモンスターを吐き出す魔窟でしかないということだ。

だから、全ての国が迷宮攻略者に大金を払うと言うのが普通なんだとか。

俺のダンジョン……間違えてるな。

ちなみに、ベルセルク殿は迷宮の性質上部下は一人もいない代わりに、最初からLV100でいろいろ戦闘特化な技能を持っていたらしい。

他にもいろいろ聞きたかったんだけど、知らんわからんしか言わなくなってしまった。

ホントにわかんないんだろうなっていうのがよくわかる。


「それで、アイリスはどうすんだ?侵略でもするか?そのデュラハンが居れば大抵のヤツは瞬殺だろう」

「嫌だよそんなの。いっそ貿易でもしたいぐらいだ」

「それは無理だな。国は、迷宮の主を見たら殺せ!を信条にしてるからな。見敵必殺だ。昔、和平を~とか言ってた迷宮の主に大国が滅ぼされたからな」

「昔の奴はロクなことしてないな」

「吾からは何とも言えないな」


この人は何もしなかった派だからな。

来る者拒まずのスタンスらしい。

俺は……もうテーマパークでも目指すか?


「まあ、頑張れ」

「ありがとさん。ベルセルク殿は帰るか?それとも、ここにいる?」

「流石に自分の迷宮をほっとけないな」

「なら、転移魔法陣でもセットするか?」

「できんのか?」

「一からダンジョン創った俺にできないとでも?」

「言うねぇ……なら、頼むわ。ついでに武器も作ってくれ」

「あいよ」


じゃあ、転移魔法陣何処に作ろうかな~と考えていたら、デュラさんが肩を叩いてくる。

デュラさん見上げてみると、なんとなく拒否感が漂ってくる。


『私は反対します。こいつは敵でしかありません』

「ほほぉ……なら、敵らしく殺し合うか?」

『いいだろう……17分割してやる』

「なら吾は34分割してやる」


犬猿の中か?

何故仲良くできない?


「ここでバトんな。やるなら闘技場行ってこい」

「そんなのまであるのか!?まあいい。オイ、案内しろ」

『……』

「聞こえてんだろ?案内しろ」

『貴様如きが命令するな』

「あぁ?」

『なんだ?』

「ここでやんなって言ってんだろ。転移」


さっさと第六階層の闘技場に転移する。

トゲトゲした空気が去り、ホッと一息をつく。

あの二人の戦いに巻き込まれたら、余波だけで死にそうだ。

俺のHPは未だに4だぞ?殺す気か?

ま、いいや。

さっさと魔法陣セットしないとな。

ホシちゃんの策略


あの蛆虫野郎め~私のお気に入りに傷一つでも付けたらぶっとばす!!

でも、デュラさんに黒の神の欠片与えたし、限界突破もできるようにしたし、一時的に経験値取得率十倍にしたし、なんとかなるかな?

まあ、デュラさんがアレを使って本気になれば、竜化無し程度のボケナスぐらいなら瞬殺できるかな~

フッフッフッ……そろそろすごろく体験に行こうかな~

そしたら、またポイントあげよ~

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