冬のいま
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冬のいま嵐となりし音のなか
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だんだんと風の強くなる日ではありましたが、厚く厚く積もった落ち葉の層が、津波のように動く音のする大風が吹きました。
周りにはそのような落ち葉など落ちてはおらず、少し離れた街路樹がまだ揺れていて、その音を出していたことに気づきました。
耳が聞こえなくても体で感じることができるほど、轟轟とした音です。
「冬のいま嵐となりし風のなか」
「冬のいま嵐となりし風を聞く」
「冬のいま嵐となりし音を聴け」
「冬のいま嵐となりぬ音聞けば」
「冬のいま嵐となりぬ音聞かん」
「冬はいま嵐となりて身も竦み」
「冬のいま嵐となりて身の竦む」