「新しくない世界」
溜まるにたまった憤りや悔しさを
大声で叫んでみたらロックンロールになったよ
ロックンロールは思っていたよりもシンプルだったようだ
この世界は単純なようで複雑な仕組みになっていて
しかし根本を意識するとかえって単純にも見えて
なんだかよくわからなくなってきたけれど
ロックンロールは良い、とても簡単だから
大声で叫んだらロックンロールになるんだよ
こんな簡単な話は他にあるのか
大声で叫べばロックンロールになったよ
だから奇声を発しているあのキ●ガイも、ほら
あいつはロックンロールをしている
そう考えることもできる訳だ
ついでにお昼に食べたいものとか今月の控除額も
大声で叫んだらなんとロックンロールになったよ
ロックンロールは驚いたことに何でもありなようだ
最低でもAとかEのコードは抑えられるようになれとか
作曲のお作法も学ぶついでに批評的な姿勢を備えなきゃとか
頭が固いからそんな発想ばかりしてたけど
ロックンロールは凄い、実に簡単だった
大声で叫んだらロックンロールになったよ
ついでに君も試してみるといい
大声で叫べばロックンロールになるんだよ
だから慟哭超えてノイズを発し悲しみに暮れたあの人も
あれはロックンロールをしていた
そう解釈することもできる訳だ
地下室で過ごす変わらない日々でも
自意識過剰なのに何もない君でも
大声で叫んだらロックンロールとなってしまう
叫んだとて待ち受けているのは
一新されないまま、つまり別に新しくない世界だとしても
衝動は、いいぞ
何もかもぶっ壊せる
なんか、気が変わってきた
もう思いのままに叫び散らして
全てをぶっ壊せ
新しくない世界を
サンキュー、アジカン




