0時間勉強法とは?
この本を取ってくれた皆さんはこんなことを思ったはずです。
「本当に0時間で試験を突破できるの?」
この疑問に答える前に、みなさんは試験にどれくらいかけているでしょうか。
私が実際行ったアンケートでも1週間以上前から勉強している人もいれば、直前1時間で必死に追い込む人まで、様々でした。
そして驚くべきことに、時間をかけた人もかけていない人も、試験の得点に差がほとんどなかったのです。
つまり、人によって勉強効率にかなり差が出ていると分かります。例えば、教科書や資料を最初からしっかり読んでいく。
これは明らかに効率の悪い勉強です。実際に皆さんも時間と労力をかけて読んだ結果、途中で諦めたり、読み切っても問題が全然解けなかった、頑張って覚えた範囲が全く出題されなかったという経験があるかと思います。
大学の授業範囲は膨大なので、それらを理解するのはほぼ不可能です。大学生の中にはいつまでも高校生のときのように解法中心の勉強をしている人もいますが、大学の試験は殆ど知識問題である以上、大学生は大学生の勉強方法を実践するべきです。
逆に効率の良い勉強法の代表例は過去問演習です。
過去問は部分的であっても、その内容、形式、類題あるいは関連問題が試験に再利用される可能性は非常に高いです。
実際、直前追い込み型の人の多くは過去問の問題を必死にインプットし試験を乗り越えていました。
このように勉強の効率は方法によってかなり差が出てくるとわかります。
この勉強法を極限まで高めれば...
0時間も夢ではないのです!
本書では、大学の試験の特徴を徹底的に分析したのち、それを踏まえて大学生の勉強方法を展開していきます。
読み終えれば、あなたの勉強効率はぐっと上昇し、大学生活はますます充実していくことでしょう。
ぜひ最後までお読みください。