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この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

Sランクパーティから追放された俺だけ使える【ポイントスティール(経験値奪取)】 ~追放されたら味方に付与していた経験値がカムバックしてきました。「全員弱体化したから戻ってこい」「嫌です」~


「もうテメーはパーティの邪魔なんだよ! この役立たずが!」

 Sランク冒険者パーティ『白金の刃』に所属する支援職のシュリオは、戦闘中になにもしない足手まといだとして追放されてしまう。
 彼は特殊スキル【ポイントスティール(経験値奪取)】の持ち主であり、敵から奪取した経験値で味方をレベルアップすることでこれまでパーティに貢献してきていた。
 だが『白金の刃』は自分たちのレベルは十分上がったと判断し、もう利用価値がないとしてシュリオを崖から突き落とす。

 奇跡的に生還したシュリオは絶望と怒りを覚え「お前らみたいなクズなんて、こっちから願い下げだ。これから俺はソロの冒険者として生きていく!」と呟いた。
 するとその瞬間――


『パーティからの脱退を確認しました。仲間に付与していた〝経験値〟がスキル使用者に返還されます』


 ――という声が頭の中に響き、『白金の刃』のメンバーに付与していた膨大な経験値が一気に戻ってくる。
 実はシュリオが仲間に付与していた経験値は、あくまで彼が本来の持ち主であったのだ。

 経験値が返ってくることを知らなかったシュリオはSランク冒険者数人分の圧倒的なレベルと強さを手に入れ、支援職でありながら無敵と言える状態となる。
 そして最強の冒険者として新たな生を歩み始めたシュリオは――いずれ伝説となっていく。

 一方、シュリオを追放した『白金の刃』のリーダー・ゲイツは”ちょっとした嘘”を吐いて新たに大賢者ヘルミナを仲間に入れていた。
 国中の冒険者やギルドに注目される中、超高難度クエストへ挑むが――あまりにも惨めな結果となり、取り返しのつかない失態を晒してしまう。

「な、なんでだよ……!? 俺たちのレベルはもう十分なはず……!」

 ゲイツが「まさか」と思った時には、もう遅い。
 そんな中で、大賢者ヘルミナはゲイツに言い放つ。

「おい……話が違うではないか。我はシュリオに会うためお主らの仲間になったのだぞ」
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