目が覚めたたらアンビリバボー2!
中年の男性は医者で、私を診察した。
「熱も引きましたし、魔風症も
治りました。もう大丈夫でしょう。」
魔風症?聞き慣れない言葉に
ポカーンとしていると
イケメンが「おはよう、調子はどうだい?」
先程泣きじゃくた顔でなく爽やかな
笑顔で挨拶してきた。
ニコニコ笑顔をふりまきなが私の
言葉をまっているよだ。
「まだ、身体が痛いですが大丈夫です。
それに・・・お腹がすきました。」
「そうかすぐに食事の用意をさせよう
ここで食べるから、食事を持ってきて くれ」
メイドの二人が お辞儀をして出ていった。
聞きたいことは山ほどある
診察している間、自分の体が小さくなっているのに気がついた。
鏡を見て自分の姿を確認したい。
「鏡を見せて欲しいんです。」
「うん?鏡かい」
かろやかに歩いて手鏡を取って持つてきてくれた。
私は手鏡を受け取っておそるおそる自分の姿を見た。
そこに映し出された、姿は
黒髪ロングストレート、少しつり上がった青い瞳の目
自分で言うのも変だが美少女だ。
うん、かわいい!頬が緩む
「旦那様、お嬢様の食事をお持ちしました。」
ワゴンで運んできた食事が来た
「まだ体が辛いだろうから食事は
ベットの上で取りなさい。」
メイドが手際よく食事の用意をする。
私の前には簡易テーブルの上に
スープとパンとミルクがある
食事の前に考える、自分がまるきり違う他人になっている、どうもイケメンは
私の父親らしい今後どうすればいいのか悩んでいると
「どうしたんだい?食欲がないのかい?」
心配そうに私を見つめる…
慌てて「いただきます。」と言って
食べ始めた。
さあこれからどうすれば良いのか
悩みながら、食事にありついた。