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怪人視点の英雄譚  作者: 悪の組織の下級書記
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友の力

親の顔も解らない二人は

物心ついた時には孤児院にいた


何をするのも一緒で

飯を喰うのも、風呂に入るのも

寝る時間も場所も同じだった


大人になっても腐れ縁は続き

ある日二人で街を歩いていると

酔っ払いの運転する車が突っ込んできた


強い衝撃と痛みが走り

そのまま世界が暗くなっていき

二人はあっけなく死んだ


すると何処からか

声が聞こえてきた、

(力が欲しいか、と)


俺達二人は互いに答えた

「友を救える力が欲しい」





泣きじゃくる空の下で

二人の怪人は五人の英雄に相対する

「俺が三人な?」

握り拳を作り構える狸の怪人は

隣に居る狐の怪人に気さくに言った


「何を言うか?私が三人だ」

少し不服そうに答える狐の怪人に対し

聞こえていない素振りで続ける

「さて、じゃあ戦いますか!」

「待て話を聞け馬鹿者!」


緑の装甲を着けた狸の怪人は

赤い装甲を着けた狐の怪人に静止されるのを構わず

五人の英雄達に立ち向かって行った




うどんに天ぷらが乗った商品が出たら

間違いなく買います

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