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怪人視点の英雄譚  作者: 悪の組織の下級書記
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望んだ力

英雄(ヒーロー)は負けても英雄です

正義に勝っても悪は悪です

勝者が正義なら、事の善悪もわかりません。

良くある話さ

戦争に巻き込まれ

娘を抱えて町を走り

逃げる時に撃たれる


胸に抱いた娘は

運悪く貫通した弾で即死

意識は遠退き、死を体験した


すると声が聞こえてきたんだ

(力が欲しいか、と)

娘を守れなかった僕は

自分の無力感に絶望していた



だから僕は望んだ

強い背中を、護れる力を

そしてあの人はくれた

僕の望んだ力を




相対する英雄とにらみ合い

ぼやく様に吐き捨てる

「君は何を守りたい?」


恋人かい?家族かい?

友人?知人?それとも場所か?

「さぁ戦おうか、護る為に…」


彼は亀の怪人

背中は硬く、固く、堅い

しかし何故か時折

凄く寂しそうに見える



子供って可愛いですよね。

親は偉大です。

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