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小さな一歩

作者: 雨夜 紅葉

止まらないで

前を向いて

君には聞こえているか

誰かの助けを呼ぶ声が。

君には届いているか

誰かの苦しみと痛みが。


正義の味方じゃなくっても

意地や勇気なんてなくっても

耳をすませて、手を伸ばせ。

君のその小さな一歩を

待ち望んでいる人がいるんだ。


君には聞こえているか

僕が君の名を呼ぶ声が。

君には届いているか

僕から君に送る愛が。


上手な言葉じゃないけれど

ありきたりな愛なんだけれど。

どうかお願い、よく聞いて。

君のその優しい笑顔に

僕は何度も救われてたんだ。


君だけは

真っ白な正義にならないで。

君だけは

真っ黒な悪に染まらないで。

君だけは


限りなく透明な『善』のままでいて。


君が暇つぶしに、僕らを助けてくれるその日を

みんないつだって

待っているから。


世界の隅っこで

泣いている少女を

耐えている少年を

壊れてしまった僕を

助けて下さい。

いつだって君の存在が

僕を生かしているんだ。


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