クラス替え
「おっはよー、ケン」
幼馴染の赤神 命が後ろから走ってきた。
「おう、おはよう」
「早くしないと遅刻するよー」
言いながら走って行った。
今日は中学の入学式があり3年になる俺はクラス替えだ。
入学式が終わりクラスが替わり自己紹介が始まった。
俺の番がまわってくる。
「え~と、名前は橘 健好きなスポーツはバスケで、好きなことは寝ることで~す。」
てきとうにすませる。
てか、学年で60人ほどしかおらずみんな知ってる。
ほとんどクラス替えの意味が無い。
2年にいたっては40人さっき入学した1年は25人だ。
「えー、5年に一回開かれるエンドオブスクールに本校は参加することになりました」
自己紹介が終わったあと先生がいきなり言った。
「「えぇーー‼‼」」
みんなではもる。
エンドオブスクールとは5年に一回開かれる廃校間際の学校が集められ各学校から一人代表が選出され、
そして代表どうしでいろいろな競技で競い合い最終的に下位2校が廃校となる。
今、学校はある一つの会社がすべて運営していて、あまり廃校を出したくない会社側の苦肉の策だろう。
またエンドオブスクールはTV中継され裏ではかけごとに使われているという噂もある。
あまり続かない気もしますがよろしくお願いします。