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うみのくるしみ

作者: 歌川 詩季
掲載日:2026/07/21

 描けないときはあります。

 うみのくるしみなんてゆうけど

 ほんとになにひとつ うみだせないときには

 そんなくるしみすらやってこない

 なんとしてもうみたいとあせったり

 どうしてうめないのかとなやんだりしても

 それはうめないくるしみではありながら

 うみのくるしみとはあるいみ

 あるいはまったくのべつもので

 くるしんださきにちゃんと

 うみがあるわけでもないのだって

 あたしはさいきんわかったきがする


 だからまず うめないくるしみをぬけて

 うみのくるしみへとたどりつこう

 そのさきにはかならず

 うみのよろこびがまっているのだから


 おいでませ うみのくるしみ

 まっていやがれ うみのよろこび


 あたしはうみだしたい

 あたしはうみだすのだ

 あたしはうみださなければ

 あたしはうみだしてこその あたしなのだから

 そんなときは描けないことをネタに!

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― 新着の感想 ―
「うみのくるしみ」の手前に「うめないくるしみ」が……!?  もうやだー勘弁してーってなりますね。 でも、歌川さんは山ほど生み出してますね。歌川さんでもくるしむことがあるんですね。
創作をしていると、どこかでぶつかる苦しみですよね。 いっそ“海”にでも行って気分転換をするのもいいかもしれませんね。
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