Duel.2
俺は順調に勝ち進み、準決勝まで来ていた。
そして、これからduelが始まる。
---"DuelRelief"の基本的なルール---
互いにLPが5000あり相手のLPを0にすれば勝ち。
デッキは50枚以上を1デックとして2デック使う。 自分のターンを1ターン放棄することでデッキを変えることができる。
カードの種類は大きく4種類。
・ユニットカード…前衛後衛支援の3種類があり、それぞれBPを持つ
・スペルカード…ユニットやフィールドに対して効果を持つ。
・トラップカード…条件を満たすと発動される。
・ルーラーカード…場全体に法則をかける。
手札は5枚から始まり毎ターン2枚引く。
フィールドは種類があり、
・お互いが持ち何でも置ける、5×3のフリーゾーン。
・即時召喚可能なユニット、パートナーゾーン
・使用破壊されたスペル、チャージゾーン
・破壊されたユニット、ロストゾーン
・法則を変える、ルーラーゾーン
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基本的にはユニットでアタックを行い、相手のLPを削るゲームだ。
しかし、3列あるフリーゾーンが戦略を生む。
ユニットは前衛後衛支援があり、それぞれが得意な配置に置くことでアビリティが発動する。
例えば、前衛ユニット【鏡盾の騎士】は、前衛に配置することで下記アビリティが発動する。
・このユニットが前衛に配置され表側表示で戦闘を行う場合、相手のBPを半分にする。尚、この戦闘で相手ユニットは破壊されない。
そのため、あえて得意じゃない配置を行うことで相手のアビリティを封じることができるのだ。
このように、カードの強さだけでなくチェスのように展開される戦略性が、世界的にヒットしている一因となっている。
「負けました。」
そんなこんなで準決勝を無事に勝ち、残すところあとは決勝のみとなった。