表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
きれいごと抜きの人生論  作者: 中田
1/96

第一話 心配することはない。あなたにはまだ死という選択肢が残されている。

私も人生に悩みつまずいています。

一緒に考えていきませんか。

最初に言っておきます。私は別に『自殺』を推奨している訳でも、称賛して訳でもない。別にあなたに今すぐその場で死ねと言っている訳ではない。その点は誤解しないでいただきたい。


その上で改めて問いたい。

果たして自殺は絶対に許されない行為なのだろうか?


本当につらくてつらくてたまらないのに、死ぬな頑張れ耐えろ粘れ何が何でも死ぬことまかりならんと、生きることを強制するのはこれこそまさしく「生き地獄」ではないのか?


例えば戦場で重傷を負った兵士がいて、死ぬまでの間ただひたすら激痛にさいなまされているのなら、軍医が安楽死させるのは正当な行為です。末期癌患者が自ら延命治療を拒否するのは尊厳死として合法とされます。『自殺』という言葉を使用するからダメなら、自分の人生にも『尊厳死』は適用されるべきではないのではないでしょうか?


自分の人生は自分で決定してよいのなら、自分の最後も自分で決定してよいはずです。

肉体的苦痛には尊厳死を認めて、精神的苦痛には尊厳死を認めないのは片手落ちというものでしょう。


心の痛みをなめるなといいたい。


だからあなた達は何も心配することはない。本当にどうしようもなく人生が煮詰まり辛くて辛くてたまらくなり、発狂しそうなら最後の選択肢を使用すればよい。

いざとなれば自分の人生をリセットできるという選択肢がある。それを知ることで人は安心して生きることができるのではないだろうか。


だからもう少し気楽に生きてみませんか。


人生について一つだけ言えることがあるとすれば、己の人生に真摯であれということだと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ