3-31話 神から与えられた使命28
ピグリムという男は清潔感のある外見に気の優しそうな印象だったのだが、プランからの印象は始めから良くなかった。
その理由は単純で、巧妙に隠してはいたが常に人を見下していたからだ。
これがプランを見下しているなら問題はない。
敵地で単独見つかった小娘ならば見下すに十分な理由があるからだ。
だが、その優男であるはずのピグリムはプランだけでなく途中すれ違った自分を尊敬する部下まで見下していた。
それは人の繋がりを大切にするプランが好意を抱かないに十分な理由だった。
「……あーい、きゃーん、ふらーい。なんて冗談言ってる場合じゃないよね。つかなんか足いった! 刺さったなこれちくせう……」
三階相当の高さから自由落下しながらプランはそう言葉にした。
予想通り紅茶には毒が――いや、あの避けっぷりを見たら予想以上の毒が紅茶に仕込まれていたと考えて良いだろう。
そう意味で言えば、あの場で時間を稼ぐ事に成功したプランは賭けに勝ったと言って良いだろう。
たが、だからと言ってあそこから扉を抜けるという選択肢はなかった。
地の利がない状態での追いかけっこ、しかも敵がぞろぞろ居る中で。
そんなもの、勝てるわけがないと考えたからだ。
そして戦うという選択肢も既にプランにはなかった。
『優秀な鉄を売る事は出来ても使う事は出来ない。そこそこので良いから使う武器を愛せ』
どこかの人に聞いた古き良き冒険者の格言をプランは自分の身で痛い程に理解出来ていた。
そうなれば逃げるという選択肢しか残されておらず、また唯一の入り口である扉も使えないから選択肢は一つしかなかった。
プランは盾で上半身を隠し、そのままガラス目掛けてダイブし――そして自由落下する今に至った。
べらぼうに高い訳でもない上地面も土であるので絶対死ぬという事ではないが、それでもまあ高確率で死ぬだろう。
そして例え低確率で生き残ったとしても、それなり以上の怪我は避ける事は出来ない。
良くて骨折、悪いと骨が飛び出てスプラッタを演出する事になるだろう。
だが、プランにはその予定はなかった。
当然の話だがプランにはこの事態を打破出来る策を持って飛び出したからだ。
それは今まで、それこそ昔の時からプランがピンチの時に使っていた策であり、そしてこれに失敗したならば諦めて死ぬ事になっても何の後悔も持たなくて良い……そんな切り札、プランの全てとも言える必勝の策。
それは――。
プランはすーっと思いっきり息を吸い込み、そして叫んだ。
「誰か助けて!」
プラン最強の策、それは人任せである。
無理に自分がやらず、出来る人がやれば良いじゃん。
責任だけは自分が取るけど、後は任せた方が上手くいくし。
それがプランの昔からの生き方で、そしてこれからの生き方だった。
当然だが、聞こえない場合も多ければ助ける余裕がない場合も多いだろう。
もちろんそうなっていて誰一人来なくとも誰かを逆恨みするつもりは一切ない。
それでも、プランは何となくだが、誰かが助けてくれる様な気がしていた。
だから、地面に落ちている今でさえも、プランは決して怖くは――。
「あ、やっぱ怖い。超怖い。誰か―! たーすーけーてー!」
そんなプランの叫び声に対し、気の上にちらっと人影が映った。
それはサリスだった。
ただ、非常に遠い為救助に間に合う事はないだろう。
その距離からサリスは何かを担ぎ、全力でプランの方に投げ込んだ。
その何かは――ミグだった。
ミグはサリスから射出された後異常ともいえる速度でプランの方に突き進んだ。
その顔は、何時も無表情のミグにしては珍しく酷く必死になっていた。
「……すっげ。空飛んでる」
正しくは推進力を加速させているだけなので飛行しているわけではないが、それでもまっすぐこちらに突き進んで来るその姿は、飛んでいる様にしか見えなかった。
そしてミグは必死にこちらに突っ込み、ギリギリ間に合うか間に合わないか、プランが地面に着く一メートル位の所で……プランは誰かに抱きかかえられ、同時に落下がぴたっと止まるのを感じた。
プランは驚き顔を上げ抱きかかえた人物を見た。
その人はメイドさんだった。
当然ながらそれは知り合いのメイドではなく、どう見てもその顔は今まで一度たりとも見た事がない。
無表情な美人の、クールな女性は片手でプランを抱きかかえ、もう片方の腕でロープにぶら下がっていた。
誰かが助けてくれる。
そうは思っていたが、まさか知らない人が助けてくれるとは思っておらずプランは少々以上に戸惑った。
「あ、えっと、その……ありがとう、ございます」
その言葉に女性は表情をぴくりともさせず、こくんと頷いた。
そうこうしている内にミグもプランの元に移動し、ミグは二人に魔法をかけてゆっくり地面に下ろした。
もう一メートルちょい程度ではあったが、念のためだろう。
「……ありがとミグちゃん」
メイドさんからそっと下ろしてもらった地面がしっかりとしている事に感動しつつプランはミグに感謝の言葉を伝え、そして先に助けてくれたメイドの方を見た。
確かに……確かにそのメイドをプランは今まで間違いなく見た事がない。
ただ、何故かわからないがプランはそのメイドと同じ雰囲気を良く知っていた。
それと同時に、プランを抱きかかえた時も下ろした時も、少々以上に違和感があった。
その動作は緊張した様でどこかぎこちなく、まるで女性に成れていない男性の様な挙動だったからだ。
「……違ったら悪いけど……もしかしてヴェイン?」
「良く分かった――ごほん。良くわかったな」
綺麗な女性の声の後咳払いを行い、いつものヴェインハットの声でメイドはそう答えた。
「……わーお。すげぇや」
想像の斜め上としか言えない状況でプランはそう呟く事しか出来なかった。
「それでプラン。何があったの?」
そうミグが尋ねると、ヴェインハットは首を横に振った。
「いや、先に尋ねるべきは、これからどうすべきかだ。何かはあったんだろ? じゃあどう動けば良い? 逃げるか? それとも合流か?」
その言葉に、プランは高所にある自分が割った窓ガラスを指差した。
「あそこにボスっぽいのがいる!」
「よし潰そう」
ヴェインハットが迷わずそう答えるとミグは自分とヴェインハットに魔法をかけた。
それに合わせてヴェインハットは三階相当のその窓付近まで壁を蹴って目的の窓に移動してロープを足らし、ミグはそれとプランを掴みロープを伝って窓に移動した。
「……ふ、二人共コンビネーションばっちりでやけに手慣れてるね」
「チームだから」
無表情のまま、ミグはどことなく自慢げにそう答えた。
それに対しプランは『どこか忍び込むとか犯罪してないよね?』と尋ねたかったが……実際やってそうなので怖くて聞けなかった。
プランが一旦窓から落ちて戻って来るまで五分も時間は経過していないが、既にピグリムはその姿を消していた。
「……遅かったか。うーん。どうしよう」
プランがそう言葉にすると、メイド美女の恰好をしたヴェインハットは部屋内を静かに探索し出した。
気持ち悪い事に、その動きは完璧なまでに、まごう事なき女性の仕草だった。
「……ヴェイン。たぶんその恰好潜入の為だよね?」
「ああ。何故かわからないが奥の方でメイドさんを見かけてな。男に化けるより見つけられないだろ?」
「え、うん。そりゃ見つからないと思うけど……着替えないの?」
「化粧含めた変装だからな。取るのも少々面倒で時間がかかる。またゆっくり出来る場所まではこのままだな」
そう言いながらもヴェインハットは椅子を動かし、本棚を確認しと部屋の中をくまなく散策していた。
「ヴェイン? どうして部屋の中を探してるの?調べるならあっちじゃ」
プランが開かれた扉を指差すとヴェインハットは首を横に振った。
「……その扉を開けたのは俺だ。そして、俺がプランの声を聞き慌てて開けた時にはもう部屋に誰もいなかったし、扉から誰か出たのを俺は見かけていない。つまり、その男はこの部屋で居なくなったという事だ」
「……なるほど」
関心した表情でプランは呟いた。
何時もと違い、ヴェインハットは非常に真面目となっている。
ただ……美人メイド女装探偵という状況になっている為真面目になり切れずに若干いつものふざけた空気が漂っている。
そこがまたヴェインハットらしかった。
「っと。私も探さないとね」
「ちょっとまって」
ミグはプランを呼び止め、プランの足元に屈むと何か呪文を呟いた。
何時もと違う呪文をゆっくり唱えると、プランの足に鋭い痛みが走り、数か所から血が噴き出した。
ただ、それはプランを傷付けるというよりも……。
「もしかしてガラス入ってた?」
その言葉にミグは頷き、プランの足に自分の分の支給された聖水を浴びせ器用に包帯を巻きつけた。
「今は魔法で治療出来ないの。ごめんね」
「ううん。治療ありがとね? あ、ヴェイン。そこらへん毒入り紅茶ぶちまけたから気をつけて」
その言葉にヴェインハットはぴたっと足を止めて水がかけられたカーペットから離れ、そして紅茶がかけられた付近の更に奥、扉から少しだけ離れた位置の壁をいじりだした。
「ロックを掛けられているが……この先隠し通路だな」
ヴェインハットはそう断言した。
「なんでわかるの?」
プランの言葉にヴェインハットは下の方を指差す。
その壁は途中までは紅茶が飛び散っていたのに、その一区画、扉一つ分だけ紅茶の跡が綺麗さっぱりなくなっていたからだ。
「……なるほど」
「つーわけでミグちゃん。壊せる?」
ヴェインハットの要請にミグは頷いた。
「セット」
その言葉で、風の様な物がミグの手に収縮した。
「セット……セット……セット……セット……セット……」
ミグが呟く度に小さな風が舞い起こり、気が付いた時にはミグの腕に目視出来るほどの風が巻き起こり竜巻の様になっていた。
「どいて」
そう呟き、ミグは即座に拳を壁に叩き込んだ。
その瞬間、パコーンと心地よい音が響くと同時に扉形の壁がくりぬかれ、その余波で部屋中に風が巻き起こり椅子やテーブルは倒れ、本が散乱し部屋の中がぐちゃぐちゃとなった。
「……思ったより……脆かった」
ミグはそう呟き、そのまま空洞の先、明らかとなった隠し通路をテクテクと歩き出し、プランとヴェインハットはミグを後ろから追いかけた。
曲がったり登ったり下ったりと不思議な一本道を無言で進んでいると、唐突にヴェインハットがプランに尋ねて来た。
「んで、こんなあからさまな場所を逃げている黒幕を見つけたらどうするんだ?」
「え? 見つけたら捕縛じゃ」
その言葉にヴェインハットは苦い顔を浮かべた。
「俺もミグちゃんもよほどの格下ならともかくそうでない相手の捕縛って苦手なんだ。手加減が難しいというより……俺ら急所狙いなとこあるから」
「……盗賊のボスだもんね。弱いわけないか」
「そう思って良いだろう。殺すだけならぶっちゃけミグちゃん一人で余裕だろうけど……」
「……私、上手に捕まえる方法知ってるよ」
困っているヴェインハットの代わりに、先頭にいるミグはぽつりとそう呟いた。
「おー。流石ミグ! んでその方法ってどんなの?」
そうプランが尋ねるとミグは足を止め、じっとプランの方を見つめた。
「……えっと……その方法は?」
その言葉に対し、ミグはじーっとプランを見つめ続けるという答えを返した。
「……わ、私?」
「うん」
「……でも、私は……」
「強いでしょ? とても」
「……ううん。弱いよ。とっても。臆病で、武器を持つだけで震える位。それで盾を持とうって考える位ね」
「そうかもね。でも、それでも、殺さず無力に出来るって知ってるよ……」
「……ミグ。一体何が見えているの?」
純粋な疑問でプランがそう尋ねると、ミグは少しだけ困った顔を浮かべた。
顔の変化に乏しいミグにしては珍しい反応だった。
「……上手く言えない。でも、プランがとっても強くて、そして長時間戦えない事はわかってる。もしかして何か代償がいるのかもしれないけど。だから教えて。必要な物は私が用意するから……どうしたら、プランは戦える?」
「誰にも言うなというなら言わないし、見るなというなら俺はここで待機しても良い。手段があるならそれを使うべきだ」
ミグの言葉に合わせヴェインハットもプランにそう言った。
二人はとても真剣で、そしてとても自分をとても尊重してくれている。
それは弱虫なプランが、ほんの少しだけ勇気を出す位には、二人は真っすぐだった。
「……そうだよね。私から始めたんだから、私も少しは頑張らないとね。んじゃミグ。一つだけお願いがあるの」
「うん。何でも言って」
「……終わったら、慰めて。死ぬほど甘やかして。たぶん子犬の様に震えているから」
その言葉に少しだけ困惑した後、ミグは頷いた。
「わ、私で良いなら」
それはミグにしては珍しく本気で困惑した様子だった。
「……うん。尊い――ってそんな本気を言ってる暇じゃないな。俺は誰にも言わずにいたら良いか? それとも秘密の必殺技だから見ない方が良いか?」
「ん。見ても良いけど黙ってて。内緒というわけじゃなくて、これは私が言わないといけない事だと思うから」
「わかった。それじゃ急いで追いかけようか。ミグ。ペースアップよろしく」
「あい。セット」
ミグは自分と二人の足に疲れにくく走れる魔法をかけ、そしてミグとヴェインハットはプランを守る様二人で壁になり全力で走り出した。
風の様に疾走し道なりに道を進んでいると突然ミグとヴェインハットは足を止め、プランはヴェインの背中に顔をぶつけた。
「わぷっ」
プランはぶつかった衝撃そんな声を上げた後、隙間から正面を見てみた。
二人の隙間、狭い通路の向こう側には、ピグリムが待ち構えていた。
ピグリムはさきほどと違い、弓を壁に置き、ショートソードと盾を持ち、同時に杖を脇に備え鎧を着るという完全武装した状態だった。
「ひっかきまわされましたねぇ本当……。これだから想定外の事をする人って嫌いなんですよ」
ピグリムは優しい笑みを浮かべながらそう言葉にした。
「……プラン。これは妖精使いじゃない。だから魔法はあんまり気を付けなくて良いと思う」
ミグはそう言って左に避けた。
「あーそうだな。罠に気をつけた方が良い……いや、危なそうなのは除去するわ」
そう言った後ヴェインハットはフォークを数本取り出してピグリム付近の床に投擲する。
その瞬間、ロープが三つほど唐突に表れ、空を切って宙にぶら下がった。
そしてプランの移動範囲にありそうな罠がない事を確認した後、ヴェインハットは右に避けた。
そして開いた中央を、プランはゆっくりと歩きピグリムと相対した。
「……えっと。貴女が戦うんです? そっちの少女と、その……そっちの……何か変なのではなく? いえ三人一緒でも良いですよ。この狭い通路で戦えるなら」
そんなピグリムの言葉を無視し、プランはそっと剣を抜いた。
それを見ても、ミグとヴェインハットは戦う姿勢を見せず見に徹していた。
そのプランの持つ一応銀に輝く剣を見た瞬間、ピグリムは隠していた人を見下す自尊心を隠そうともせず、プランを鼻で笑った。
「……少々予想外ですね。まさか木製とは……。お遊戯の相手を務める事になるとは思いもしませんでした」
ピグリムの表情は邪悪であり、一目で悪人であるとわかる顔をしている。
それこそがピグリムの本性だった。
自分こそ至高、それ以外は数多の灰汁でしかない。
そんな自尊心に皮を被ったのがピグリムという男だった。
もう上っ面の笑顔を浮かべる必要はない。
大した事のない小娘が木製の剣で襲い掛かった所で何一つ怖くないからだ。
むしろ、相手が弱いほどピグリムにとって都合が良かった。
死なない程度に足を切断し、転がせば後ろにいる二人も治療の為に引かざるを得なくなるからだ。
最低でも、どっちか片方は治療なり撤退なりに行動する。
そして、一対一なら自分は絶対に負けない。
ピグリムはそんな事を考えながら、嘲笑と侮蔑に自尊心を溢れさせた様な笑みを浮かべていた。
一方、ミグとヴェインハットはプランが木製の剣を抜いた事に対して何一つ思う事はなかった。
元々知っていたのもそうだが、それ以上にプランの雰囲気が今までと完全なまでに別物になっていたからだ。
清らかで澄み切った空気に優しい太陽、音を奏でる様な木々の揺れ。
そんな見るからに優しい空気をプランは何時も醸し出している。
それはプランの人柄が成せる物であり、ミグがプランを好きな理由の一つでもあった。
だが、今のプランは少々違う。
清らかで澄み切った空気である事に変わりはない。
ただし、その空気は鋭く――それでいて美しい。
一面蒼一色の空の様であり、同時に何者さえも切り裂く刃そのものの様な空気を今のプランは醸し出していた。
「……なんであいつは気づかないんだ?」
「見たい物を見ていたいからじゃないかな?」
ヴェインハットの呟きにミグはそう答えた。
意外なほどに人を見ているミグにヴェインハットは笑い、慌てる事なく落ち着いた気持ちでプランが事を終えるのを見守った。
どう考えても答えは出ていたからだ。
シャラン。
鈴の音が一つ、鳴り響いた。
それは刃であり、銀の光であり、そして風でもあった。
それは極致とも言える至高の領域に限りなく近く、戦いというよりも演舞、またはダンスと呼ぶ方が適切かもしれない。
その動作、剣筋は見るどころか知覚する事が難しい。
ただ、一つだけ確かな事はあった。
奏でられた音色は、何よりも美しかった。
「ミグ。これ知ってたのか?」
「……ううん。知らなかった」
「じゃあ……どうして強いって」
「私にはずっと、プランは強いのに誰も何も言わないのか不思議だと思ってた……」
「……あー。あの剣抜いた状態がずっと見えていたのか。……うん。ありゃやばいわ」
そんな話題の張本人であるプランは剣をだらりとぶらさげ、無言のまま下を向いている。
そしてくるっと振り向くと、青ざめた顔で涙目になりぷるぷると小刻みに震えていた。
「こ……こわひ……」
「……な、何が怖いんだ?」
「わかんないけど全部怖い! 戦うの怖い! もうやだ!」
そう言いながらプランは小さな自分よりも更に小さいミグに抱き着き、顔を胸に埋めた。
「……よしよし。良く頑張ったね……」
ミグは当初の約束通りプランを優しく、とにかく甘やかしだした。
「……尊いから見て良い? ついでに記憶に刻む為に絵にして良い?」
どこから取り出したのかヴェインハットは黒鉛の棒と小さな紙を持ちそう提案しだした。
外見だけならメイド服である為非常に様になるのだが……中身はヴェインハットである為ただただ気持ち悪かった。
「……プランを慰める邪魔だからあっち行ってて」
ヴェインハットはしゅーんとしながらそこらへんに転がっていた男を縛り付け、男を引きずりながら言われた通りあっち方面に移動した。
ありがとうございました。




