1-12話 割と忙しい自由時間5
乗馬サークルの会員達は皆馬から降りて立ち止まり、レース場を全速力で駆け抜ける二頭の馬と二人の騎手を見ていた。
牧場の外周を利用した周回のレース場。
そこで楽しそうに、それでいて恐ろしく速く走る二人の女性。
二人共まだ若く、それどころか入学したのが昨日という事らしい。
サークルに所属する身としては驚きが隠せず、嫉妬する事すら出来ないほど技量の差を感じる者も少なくなかった。
このレース場が稼働する頻度は非常に少ない。
普通に馬を走らせるのと比べて多頭でのレースを行うというのは何倍も危なく、その技量に達する者はこの巨大なサークルであってもそれほど多くない。
サークルの上位二割。
その位の者でなければ、レースを行う事すら出来ないだろう。
しかも、レースをするというのは想像以上に体力も精神力も削られる。
ただ馬に乗っていればいいわけでもなく、例え何もせず馬に全て丸投げしたとしても、常に命の危険と立ち向かう為相当以上に精神が消耗する。
前の馬から飛んでくる土や小石、前方を塞ぐ巨体。
その状態で人も馬も真っすぐ前に走るというのは過酷でしかない。
先頭の馬は問題ないのかと言えば、そんな事はない。
後方からのプレッシャーもまた尋常ではなく、振り返る余裕がないほど速く走っている時に後ろから聞こえる足音と気配は精神が削られる。
相当集中して、怪我をしないよう気をつけて、余力を持って走ったとしても普通の人なら一、二レースほどで疲労困憊となってしまう。
同じくらいの実力の人を探し、相当以上に疲労する危険なレースを誰かと行うというのはこのサークルであっても簡単な事ではない。
だからこそ、このレース場が稼働するのは一月に一度あるかないかだった。
サークル員は皆、当然馬が好きである。
だから当然、馬と人が共に手を取り合いながら一生懸命走るレースを観戦するのも好きである。
騎手の為にまっすぐゴールを見据える馬。
馬の為にゴールに導く騎手。
特に今回はかなり高い技量で実力が拮抗しており、追い抜き合いを繰り返している為、レースとしても非常に見所が多くて馬好き以外でも興奮するような展開が繰り返されている。
そのレースを目撃したサークル員達は皆、馬と彼女達を叫ぶように応援していた。
最後の直線に入りラストスパートをかける二頭。
この時の馬の瞳は一生懸命で、その瞳はどんな宝石よりも美しい。
そんな馬のまっすぐな瞳に応える為騎手も一生懸命馬を導き――そして美しい試合は終わりを迎える。
ほんのわずか、頭一つ分だけクリーム色の馬と、それに乗る栗色の髪の少女が勝利した瞬間だった。
「だー! また負けた。何で勝てないんだ」
サリスは拍手が響く中悔しそうにそう叫んだ。
「あはは。時の運って奴だね」
両手を上に上げて応援してくれた人達に応えるよう、優雅に歩きながらプランはそう答えた。
「何が時の運、だよ。俺一回も勝ててねーじゃねーか。なのにどうして負けたかわかんねー。駆け引きか。何か凄い駆け引きとかで負けたのか俺は!?」
「……サリス。私が駆け引きとか出来ると思うかね?」
「思わねーから悔しいしわからねーんだよ!」
そう叫びながらサリスはプランの頭を乱暴にぐりぐりと撫でまわした。
「お疲れ様でした。お二人共そんなにお上手でしたのね。驚きました」
馬に乗ってよろよろとした動きのまま、エージュが二人の方に近づいてきた。
どうやら二人がレースをしている間にエージュの方も乗れるようになったらしい。
「二人とも本当凄いね。……自惚れかもしれないけど技量だけなら僕の方がまだ上だという自負があるよ。けど……うん。体力は君達に絶対に勝てないね」
乗馬初心者であるエージュ補助の為、馬に乗ったままエージュの横に付いたアルフレッドはそう呟いた。
二人がレースをした回数は八回。
しかも連続、立て続けにである。
それはサークル員の最高回数一日で四回をはるかに超えた数で、並の体力で出来る事ではなかった。
更に言えば、本来ならば馬の方も疲労が蓄積していく為そんな回数走れない。
二人の技量は馬の疲労具合すら軽減するほどだった。
ちなみに、八回共プランが僅差での勝利だった。
「そうだ会長さん! 俺はどうして負けたかわかるか!? 技量はトントン。馬の性能はたぶん僅差。んでお互い駆け引きはほとんどしてなくて常に全力全開。それでどうしてこんな差が出たんだ?」
サリスの言葉にアルフレッドは頷いた。
「うん。一言でいえば、愛情の差かな?」
「愛情? 俺も馬好きだしこいつとも俺は相性良いと思うぞ。直線で早くて負けず嫌いなとこが最高だ」
そう言いながらサリスは自分がまたがっている黒い馬をそっと撫で、馬もそれに答えるように雄々しく鼻を鳴らした。
「そうだね。愛情という言い方が悪かった。ごめんね。プランさんとサリスさんで見えた差は、馬への気遣いの差だった。サリスさんは馬の得意を伸ばす為に常に全力。まっすぐ行って強引に壁を抜けるような、そんな走りだった。一方プランさんは馬が辛い時は出来る限りのカバーをし、少しでも馬を楽にしてあげる。そういう気配りをしながら走ってたように見えたよ」
泥で汚れるのが苦手。
左側に来られるとむずむずする。
そんなこの馬の個性を理解し、プランは出来るだけそうならないよう立ち回った。
時に不利になる状況であっても、追い掛ける時わざと外周に移動するような、そんな気配りである。
確かに不利にはなる立ち回りでも、馬の気持ちと体力には余裕が生まれる。
だからこそ、最後のラストスパートで今まで受けた恩を馬も返そうと、相手の馬よりも少しだけ余分に残っていた体力を振り絞って全力で駆け抜けた。
そんな、ほんのわずかな差。
だが、それが確かな差となっていた。
「……やべ。駆け引き以上に俺にはわからない部分だわ。すまんな。俺の所為でお前を勝たせてやれなくて」
そう言葉にするサリスを、黒い馬は叱るような声で叫んだ。
「今のは私でも何となくわかった。『二人の負けを自分の所為にするな』だね?」
プランが笑いながらそう呟くと、サリスは苦笑いを浮かべた。
「そうかもな。ま、負けの理由がわかった。ただ、俺には出来ない事だから別の部分でカバーしないとな」
そう言ってサリスは微笑んだ。
「つーかあれだ。プランお前苦手って言った口はどの口だこのやろう!」
そう言いながらサリスはプランの頬をぐにぐに引っ張った……お互い馬に乗ったまま。
「ごめ、ごめんなひゃい。うう……。いたひ……。だって私知り合いの中で一番下手だったから。知り合いも自分が苦手って言ってたし、それより下手な私は、下手なんだなって」
「……どんな知り合い達だよ騎馬民族か?」
サリスは驚きを隠そうともせずそう呟いた。
「……たぶんだけど、プランさんを教えた人は武官式の考え方に染まってたんだと思うよ」
アルフレッドの言葉に二人は首を傾げた。
「武官式って何だ?」
「僕達の一般的な上手い下手という考え方と武官の人達の考え方って違うんだよ」
「どう違うんだ?」
「僕達の場合は、上手に乗れるか乗れないかでしょ? だけど武官の場合は上手に戦えるか戦えないかになるんだ。レース出来るくらいに上手に乗れるなんて当たり前なんだよ武官の場合は」
あらゆる有事の際に国を守る守護者、それが武官である。
だからこそ、試験はなく義務ではないが、武官の場合は皆それなり以上に馬術に長けていた。
「なるほど……」
プランは自分を下手だと言っていたリオの事を思い出しながらそう呟いた。
自信はなさそうでいつもオロオロとしていたが、それでもリオはプランよりも相当技量が高い。
そう考えると、若くして武官となり、馬の扱いにも長けたハルトは相当に凄いのではないだろうか。
そう思い、会う事の出来ない友達が凄い事を知ったプランは少しだけ誇り高い気持ちとなった。
「という事で、二人は入会、どうするかな?」
エージュに関しては聞く必要もない為、アルフレッドは二人にそう尋ねた。
「俺はプランが入るなら入るぜ? お互いに競い合うのもわるかない」
そう言われ選択肢を投げられたプランは困ったような表情を浮かべた。
「……うーん。楽しくなかったわけではないけど……」
そう、確かに馬に乗って走るのは文句なしに楽しかった。
だけど……。
「掛け持ちでも良いし何なら入会せず偶に遊びに来てくれるだけでも良いよ?」
「は? いや随分軽いんだな。サークルってそんなもんなのか?」
「ううん。普通は駄目だよ、だけど、二人の技量なら文句言う人もいないさ。何なら外部協力者って事にして良いし」
そう言って微笑むアルフレッドを見て、プランはそっと頭を下げた。
「ありがとうございます。入会はしませんが何か困った事があったりしたら言って下さい。馬の飼育も多少は慣れてますので」
「ん。ありがとう。うん。何かあれば声をかけるし、何もなくても遊びに来て良いからね?」
その言葉に二人は頷いた。
「それと……すまん。本当にすまん」
そう言いながらサリスはこれでもかと言わんばかりに深く頭を下げた。
「な、何がだい? 入会なら本当気にしなくても……」
「いや。アレを預けてしまう事だ。しばらく離れそうにないし、これからも乗馬サークルに通うだろうし……」
そう言ってサリスはちらっと気持ち悪い笑みを浮かべているエージュの方を見る。
その笑みは、本当に気持ち悪く、普段から人の目線を気にして節度ある振舞いをしろとサリスに言ってるエージュでは考えられないような顔だった。
プランもそれを察し、アルフレッドに深く頭を下げた。
「ああ。気にしなくても良いよ。僕が何とかするからさ」
はっきりとそう言い切った後微笑むアルフレッドを見て、二人は尊敬の眼差しを向けた。
「すげぇ……聖人君子を地で良くような心が広いお方が世界にはいたんだな……」
「うん……流石二つ名持ちの英雄。足向けて眠れないね」
二人は拝みそうな勢いでアルフレッドの方を見つめた。
「そんな大げさな……」
そう言ってアルフレッドは気持ち悪いエージュの横で優しく微笑んだ。
二人は着替えた後、乗馬サークル前をきょろきょろと見回した。
「んでさプラン。どこか入りたいサークルあんの? いや、俺がそこ入るかはわからんが」
「んー。特定のサークルというわけではないけど、やっぱり直接戦う系が良いかな」
乗馬ならそこそこ以上に出来ている事がわかったプランは、これ以上技術を伸ばすのが難しいだろうと考えた。
それなら、苦手な戦闘系を直接伸ばす方が効率は良いだろう。
戦闘系が苦手なのは肉体の問題ではなく、精神の問題。
だからこそ、きっと伸びしろは残っているはず。
そうプランは考えていた。
「そか。んじゃどこ行ってみる?」
そう尋ねられたプランはマップを開き、現在地の乗馬サークル周辺を見回した。
「んーこれは商売関係っぽいし……こっちは名前的に薬学? 魔法? ……うん、この辺り戦闘系のサークルないかな。名前的には」
薬草同好会という名前の格闘サークルがあるなら別だが、そんな事はないだろう。
「……お。地図のこの辺りに戦闘関連のサークルがまとまってるぽいな。……結構遠い。馬車に乗ろうぜ」
「その前に、あそこ行かない?」
そう言ってプランが指を差した場所を見ると、サリスは嬉しそうに笑い頷いた。
プランが指を差した場所、そこの看板にはクロスしたナイフとフォークの絵が描かれていた。
乗馬を楽しみすぎて忘れていたが、時間は既に一時を過ぎている。
当然空腹である二人は勇み足で食事亭に足を運んだ。
「お、おおー!」
中に入った瞬間、プランはその景色に目を輝かせ、歓声を上げた。
木製のボロイテーブルが立ち並び、そこに置かれているのはほとんどが酒で、残りが肉と栄養バランスなど死んでいる料理だらけ。
客層もほとんどが男性で皆槍や弓など何等かの武装をしており、軽装ではあるが簡易的な鎧を装備している。
どことなく荒々しくて、酒を飲みがやがやした騒ぎ声の聞こえる飯屋。
そう、ここはプランの想像する冒険者の宿そのものだった。
「ぽい。すごくぽいよ!」
目を輝かせてそう声をあげるプランにサリスは苦笑いを浮かべた。
「お前にもそういう憧れみたいな部分あったんだな」
「うん! 私冒険者ってあまり見た事がなかったし」
リフレスト領では当然冒険者などおらず、ブラウン子爵領にもそれらしい冒険者には残念ながらお目にかかっていない。
そんなプランにとってらしい冒険者というのは、ちょっとした憧れの感じる部分であった。
「そう言ってくれるのは嬉しいけど、ウチはそんな大層なもんじゃないよ」
突然、カウンター席に座る男性からそんな声が飛んで来た。
「ウチって事は、この食事処の関係者です?」
プランの言葉に中年の男性は何とも言えない曖昧な笑みを浮かべ、頷いた。
「ああ。依頼発注も兼ねた食事処『狩人亭』。その主人が俺さ。と言っても、一切仕事をせずに店の酒を勝手に飲む、悪いオーナーだけどね」
そう言いながら、男はくいっとグラスを傾けた。
草臥れた外見に合わせて草臥れたよれよれの布の服を身にまとった中年の男性。
そこに冒険者のような風格は一切なく、仕事で疲れ切った男が仕事帰りにちょいと酒を楽しみに来た。
そんな風にしか見えない容貌だった。
「あー。依頼も貼ってんのか。だからこういった客層なんだな」
サリスの言葉に店の主人は頷いた。
「ああ。ちなみに肉体労働系しか貼っていないから、体力に自信あるなら受けていっても良いぞ。新入生でも問題ない」
「ほほー。そうなのか。ダンジョンとか潜れるのか?」
わくわくしながらサリスがそう尋ねると、主人は苦笑いを浮かべて首を横に振った。
「いや。ここにあるのは引っ越しの手伝いとか、農作業の手伝いみたいな、重たい物を運ぶような依頼ばかりだ。依頼以外だと、名前の通り獣肉の売買を扱っている。だけど、ダンジョン関連は一切手を付けていない」
「そうなのか。ま、しばらく忙しいし依頼はまた今度にするさ。んで飯を食いに来たんだが、料金とかどうなってんだ?」
「寮の食堂と一緒さ。金さえあればここにいる奴らみたいに酒を飲める。無料分なら色々足りない飯が食える。好きにしてくれ」
「おう。じゃあ無料分の食事特盛と大盛で頼む」
「あいよ。聞いてたよな? 二人分頼むぜ」
男がニヤリと笑った後奥の方にそう声をかけると、厨房らしき奥から「うるせぇ。わかってるわ!」と怒鳴り声が響いた。
「今のは俺に対してで、客に対して怒ってるわけではない。紳士な奴だから安心してくれ」
そう言って主人はくっくっと何か楽しいのかわからないが嬉しそうに笑いながらそう語った。
「お待たせ。本当に山盛りにしたけど……多かったら残してくれ」
そう言いながら若い男性が二人のテーブルにこれでもかと茹でた小芋の山をテーブルに置いた。
「うわすっごい。サリス。多かったら手伝ってね」
「任せろ。でも……芋だけってのは辛いな。何かソースくれ」
そうサリスが言うと、男はどんと大きな肉の塊を二つテーブルの上に置いた。
「ステーキソース多めに使ってるからそのソースで食うと上手いぞ。品がなくて嫌ならケチャップがカウンターにあるから使ってくれ。
男はそう言いながら、更にサラダをテーブルに乗せた。
本当に小さな器のサラダで、前二つが巨大な為更に小さく見える。
四人用のテーブルのはずなのに、ジャガイモと肉、それと小鉢のサラダだけでテーブルは限界いっぱいいぱいとなっていた。
「ゴミオーナーがこのくらい作れっていうから作ったけど……本当に大丈夫か?」
男の言葉にサリスは豪快に、男のように笑った。
「あっははははは! おう。あんたのオーナーは見る目があるぜ」
「そうか。ゴミ屑オーナーにも一つくらいは取りえがあるもんだな」
そう言いながら男はすっと厨房の奥に引っ込んでいった。
「……サリス。これ何のお肉かしらね? 超分厚いけど」
五センチくらい厚みのある、鶏肉に近い肉質のステーキを見ながらプランはそう呟いた。
「しらね。でもうまいぞ」
そう言いながらサリスは肉をかじっていた。
「もう食べてる……。ま、良いか。私も食べよ。……いただきます」
そう言いながらプランも目の前にある料理に手を付けだした。
結論から言えば、莫大な量であったジャガイモも、何人分の量かわからないステーキも、余裕で食べきれた。
サリスの胃袋はプランの予想よりも更に大きいらしい。
見た目と違い意外とその量が少なかったわけでは決してない。
全て食べ終わった時には周囲の冒険者風の男達から拍手喝采が響くくらいには、その食べた量は多かった。
プランは自分が小食なんじゃないかと思えるくらいには、サリスの胃袋は凄まじい。
ちなみに、プランの食べた分だけでも大の大人二、三人分くらいはあり、小食に思っているのはプランの完全なる誤解である。
「おめでとう。君が今日からチャンピオンだ」
一体何のチャンピオンなのかわからないが、見知らぬ怖そうな男はサリスにそう声をかけた。
「へっ。チャンピオンか。悪くないな」
そして何故そんなに誇らしそうにしているのか、プランには全くわからない世界だった。
「チャンピオン。この偉業を二人で達成した今の気分はどうだい?」
――あ。私もチャンピオンにカウントされている。
プランは何とも言えない悲しい気持ちになった。
「今の気持ちか。……そうだな。悪くない飯だったけど、若干物足りなかったな。だから、今はデザートが食いたい気分だ」
そんなサリスのマイクパフォーマンスのような謎の挑発に、観客全員が歓声を上げた。
「良し。それなら俺が奢ろう。良い物見せてくれた礼だ」
「まじか。おっさんサンキューな」
そう言いながら、サリスは見知らぬ男の背を叩いた。
「良いって事よ。というわけで、この店で一番でかくて高いデザートをチャンピオンに頼む。相方のあんたはどうする?」
プランの方を見ながら男はそう声をかけ、プランは消え去りそうな小さな声で呟いた。
「私はそんなに食べられないので、小さなデザートでお願いします」
そんなプランの言葉に、周囲からおおーと感心するようなどよめきが響き、プランは軽く頬を赤らめた。
「何を恥ずかしがる。いっぱい食えるってのはそれだけで優れた資質だろうに。というわけでこのレディにも頼むぜ」
そう言いながら男は注文を取り、またサリスとゲラゲラ笑いながら話を始めた。
その二人の会話には男女特有の色というものが一切なく、品のない冒険者二人の会話にしか見えなかった。
ありがとうございました。




