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メサイア学園 入学編 1

はじめまして赤松といいます。初めての創作活動ということで緊張していますが、頑張って完結までもっていきたいと思います。残念文章ですが、最後までお付き合いいただけたら幸いです。


 満開の桜の木がたくさん立っているこの坂を登れば、新しい世界が待っている。

そう体現するかのように楽しそうに坂を上るのは国立メサイア学園に入学する新入生達だ。

新しい生活に心を躍らせるものやだるそうに歩く人、緊張で強張っているものがいる。

 そんな中で一人紅いショートヘアの女の子はこれから予想されるであろう生活に踊りださんかのように歩いていた。




 わたしの名前はアリス・ヴィックス。ファウスト王国が抱える大貴族の長女です。

 ・・・別に嫌味のつもりで紹介したわけではありません。ファウスト王国でも最も大きい学園として知られるメサイア学園に入学して、今日がその入学式になります。新しい友達や先生に出会い、勉学や部活動をがんばり、自分を磨いて大好きなお母様のような人になりたいと思います。


 この長い長い坂を登ればそこにはきっとたくさんの楽しいことがまっていることでしょう。

きっと立派な娘に成長してみます。だから見ててくださいお母様!私はがんばります!




「あー、お前たちの教師となるマリアだ。一年間よろしくといいたい所だが私は多忙でな、かわりに臨時講師となるこいつがお前達の面倒を見る。ほら挨拶しろ。」




 ・・・いきなり何を言っているんでしょうこの人は。見たところ20代後半くらいの若い女性はそう気だるげにいうととなりにいるもっと若い男の方にそういった。そのふざけた挨拶をした女性の隣にいる男の方はさらに気だるげで眠そうな声で、「ラウルだ。よろしく。」と短すぎる挨拶をしました。


 ・・・・・・・・・・・・助けてくださいお母様。入学初日で心が折れそうです。




 彼女が想像していた楽しい学園生活は最悪の形でスタートすることになった。

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