表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/14

第1話 プロローグ

第1章 神さまの言うとおり

ん?


ヨウは、タブレットでJリーグ中継を見ながらつぶやいた。


いま、ボールが……2個見えた。


寝ぼけてんのか? いや、疲れてんのか?

脳の検査とか行ったほうがいいのか……。

でもまあ、面倒くさくてそのまま観てた。


ん? んん? んんん〜?


やっぱり、何回かに一度、ボールが2個見える。

ちょっと青みがかったボールがふっと現れて……


 「あ、ボールがロペスのところに!」


思わず声が出た。

でも、応援してるメビウスの選手たちは誰も反応しない。


「あ〜、ロペスがどフリー」

……と思ったら、青いボールがふっと消えた。

同時に、もう一つのボール"現実のやつ"が同じ場所に転がってきた。


このボールはロペスに渡ったものの、田口がきっちり詰めて、シュートコースを消した。


さすが元日本代表。


……。


いや、これ、さすがに分かったわ。


おれ、“未来のボール”が見えてる。


松本ヨウ。42歳、バツイチ。

マンションローン、絶賛返済中のしがないサラリーマン。


土曜の昼に、ベッドでダラダラとJリーグ観てただけなんだけど……。

なぜか突然、未来の1秒先が見えるようになったのかもしれない。


チートなのか、老化なのか、幻覚なのか。

でも、確かに見えてる。嘘じゃない。


こうして、俺の「1秒ストライカー」としての物語が、始まった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ