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ビーンワイル  作者: シュルレアリスム


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ねむい

「りんご」


「ごりら」


「らっこ」


「こんどみににあむ」


「むり」


「りかいして」


「てをにぎってくれたらね」


「ねむい」


「いいっていってよ」


「よろこんで」


「でんどうきつきじてんしゃほしいな」


「なんぜんえん?」


星を眺めるのは夜。


夜には星が見える。


夜に星が眺められる。


夜の星を眺める。


眺められた星が夜に浮かぶ。


星の数が夜の数。


冬の星が夜の冬。


追いかけても追いつけないという神話。


逃げ続けるという神話。


あなたが神話になれるのか。


神話があなたをつくるのか。


「肩が痛いならさ部活辞めれば?」


「辞めたくないです」


「でもお前もう役に立たないから。みんな困ってっから」


「ここにいちゃダメなんですか」


「いてどうなるの?なんか意味ある?」


毛虫は蛹になって蛾になる。


飛んでどこへ向かうのか。


毛虫ってのろま。


通りに出たら車のタイヤでぺちゃんこだぞ?


車がなかった世界なら生きられただろうね。


「もしもし」


「はい、亀です」


「うさぎが来てます」


「分かってます」


「抜かされないでくださいね」


「抜かされない世界にいますので」


「ならオーケーです」


アメリカのチョコレート菓子ってなんであの味なんだろう。


ほぼアメリカって分かるやん。


それを作り出せるのって不思議。


突然まつ毛が目に入るのと同じかもね。


あれって回避のしようがないから。


アメリカのチョコレートもそれか。


「おいしくなあれ、おいしくなあれ」


この魔法は危険じゃ。


一子相伝。


呪いは怖い。


夏のホラーってあるやん。


あれさ、自分の記憶の範囲のものしか出てこない。


ひいひいひいひいひいひいひいひいひいひいひいひいじいさん。


出てきた試しある?


だからオバケなんていないのよ。


人間そんなもんなのよ。


ほんとにオバケいたらさ、


あんたの精子、今まで殺してきた精子に恨まれるよ?


いっときの興奮のために使われてきた精子にぶっころされちゃうよ?


ほんとにオバケいたらさ、


あんたの緊急避妊で消し飛ばした卵子に恨まれるよ?


それでなくても高頻度で葬り去ってるんだから


だからオバケなんていないのよ


ヒトを恨む脳みそが形成されてないからなのかも知れないけれど。


あーあ、オバケいないかな

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